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福島を代表する「白河ラーメン」の新鋭!ラーメンWalker福島おすすめの新店3選

  • 2020年12月11日
  • Walkerplus

白河ラーメンの名店で修業して独立した店主や、亡き師匠の遺志を継いだ若き新店主が作る、魂のこもった白河ラーメンを紹介。ハイレベルなラインナップは必見!<※情報はラーメンWalker福島2021より>

■「いまの家分-ten-」(いわき市・内郷御台境町) / 2020年3月16日オープン
店主の病死で閉店した「いまの家分店」の跡地にオープン。現店主の伊藤広貴さんは、「白河手打中華そば-ten-」の店主だった典克さんの息子で、2019年10月に父を亡くしたばかり。台風被害で父の残した店を継ぐことがかなわず、後継者を探していた前店主のもとで修業を積み、開店した。「2人の名を汚さぬように、引き継いだ味を落とすことなく、自分にしかできない味を目指していきます」と話す。

麺は、父がしていたように毎朝4時から打ち、1~2日寝かせて熟成。程よいタイミングで出しているという、独特のモッチリした食感がクセになる自家製麺だ。地鶏の旨味を引き出すスープは鶏ガラを主体に、豚のゲンコツと背ガラを加えたもの。

すっきりした飲み口ながら、コクがあり豊かな味で高評価。チャーシューは、生肉の状態でスモークし、そのあと備長炭の炭火で焼き上げる。この製法も父と同じで、炭の香りで高級感が出せる。

<住所:いわき市内郷御台境町六反田32-5 営業時間:11:00~15:00※スープがなくなり次第終了 休み:火曜・水曜>

■「白河手打中華 かしま」(白河市・桜町) / 2020年2月20日オープン
白河市旗宿の人気店「手打中華 やたべ」で修業した若き店主が、親方と同じように青竹で打つ麺を主軸にオープン。完全な手打ちにこだわっているため、最大80食が限界で、売り切れ終了となることも。たっぷりと5種の鶏ガラを惜しげもなく使ったスープも、親方の味を忠実に再現。やたべ譲りの「鶏ガラサービス」も健在なので、食べてみよう。

店主の鹿嶌(かしま)さんは、「学生時代に柔道をやっていて腰痛が持病のようなものでしたが、麺の打ちすぎでまたちょっと腰を痛めてしまいました。でも、完全な手打ちにこだわっているので、製麺機を使うつもりはありません。『あの店、おいしかったよ』と誰かに勧めてもらえるような店を目指して、頑張っていきたいと思います」と話す。

<住所:白河市桜町139 営業時間:11:00〜14:00※売り切れ次第終了 休み:金曜、第3木曜>

■「手打ち白河ラーメン さくら」(矢吹町・八幡町) / 2020年5月7日オープン
近隣に人気店が点在する八幡町に、2020年5月オープン。「手打ち白河ラーメン」の伝統を守りつつも独自色も出していきたいという店主の言葉どおり、キレよりも、どちらかというと柔らかな醤油の風味を感じさせる澄んだスープが特徴で、手打ちの中太縮れ麺とよく絡んで絶品だ。上にのる厚みのある豚肩ロースのチャーシューは、炭火で燻してから醤油と酒でじっくりと煮込むため、中まで旨味が染み込んでいる。

店主の鈴木さんは、「若い人だけでなくお子さんやご高齢の方まで、誰にでもおいしく食べてもらえるラーメンを提供するというのが、うちのコンセプトです。白河ラーメンの伝統と基本は守りながら、自分らしい個性を感じていただければうれしいですね。気軽に来店してもらえる、地域密着型の店を作り上げていきたいです」と語る。

<住所:矢吹町八幡町457 営業時間:11:00〜19:00※スープがなくなり次第終了 休み:木曜>

福島県を代表するご当地グルメ「白河ラーメン」。人気店が多い中、どの店も個性が光る。ぜひラーメンWalker福島2021」本誌を持って、店を訪れてみて。

※新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。

※記事内の価格は特に記載がない場合は税込み表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。

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