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【コロナ対策情報付き】渋川マリン水族館の楽しみ方ガイド!全国でも珍しい魚種・海獣類を見に行こう

  • 2020年10月21日
  • Walkerplus

渋川マリン水族館の見どころからお土産まで、おでかけの前に知っておくと便利な情報を徹底レポート!(※記事内で紹介している展示やアトラクション、イベント、施設等は、休止・中止または内容が変更になっている場合があります。ご注意ください)

■渋川マリン水族館ってどんなところ?日本各地の海洋生物約180種2000点を飼育展示
海をテーマに1953年(昭和28年)に開館した、歴史ある渋川マリン水族館(玉野市立玉野海洋博物館)。水族館と陳列館があり、水族館には大小34個の水槽に瀬戸内海の種を中心とした日本の海洋生物を約180種2000点、飼育展示している。

渋川マリン水族館から徒歩2分の所には、毎年4月下旬から5月上旬にかけて見事に咲き誇る藤棚が有名な渋川公園があり、徒歩1分でアクセスできる場所には約1キロの長さを誇る白砂青松の海岸線「渋川海岸」が。さらに瀬戸の浜辺に湧く天然泉「たまの温泉」には徒歩4分で向かえるので、季節にあわせた楽しみ方で周遊しよう!

渋川マリン水族館は、イカナゴや、「ままかり」の名でおなじみの標準和名サッパといった、瀬戸内海を代表する魚を展示。これらを飼育しているのは全国でも珍しいのだとか。屋外展示ではウミガメ、全国でも珍しいキタオットセイを展示しているほか、アザラシなどといった海獣類や海洋機器などの実物も展示している。また、海の生物にタッチできるふれあいタイドプールのほか、陳列館では貝類標本や船舶模型、魚類の剥製などを見ることができる。

また、1953年(昭和28年)の昭和天皇・皇后両陛下の御行幸の際に記念して建てられた実物そのままの灯台模型は、「御幸灯台」という名で渋川マリン水族館のシンボルとなっているので、ぜひチェックしよう。

■【見どころ1】ウミガメをじっくり観察してみよう!
渋川マリン水族館にはアオウミガメ、アカウミガメの2種のウミガメがいる。アオウミガメのほうが顔が細く、アカウミガメのほうが顔が大きいという特徴がある。また、甲羅の模様も少し違うんだとか。普段は水の中を気持ち良さそうに泳いでいるウミガメだが、水の中にいると浮力の影響で自分の体重を感じないが、水がなくなると自分の体重を感じてしまって動くことがしんどくなり、おとなしくなるんだそう(※11月~5月は冬眠に入る)。

■【見どころ2】アザラシやオットセイ、水槽内の生き物へのえさやり体験をしてみよう!
キタオットセイは、ききゃく類(海生哺乳類のグループでアシカやセイウチ、アザラシが含まれる)の中でも足が長く、体重がメスは約50キロ、オスは大きいもので約270キロにまで成長する。渋川マリン水族館ではうらちゃん(7歳・オス)と、おとちゃん(6歳・メス)の2匹を飼育展示中だ。野生では生息数の減少が心配されており、日本で飼育を行っている施設は渋川マリン水族館を含めて4カ所だけ。食事の時間には体調確認のためのトレーニングも行っている。

ゴマフアザラシの水槽は上からも横からも見えるようになっていて、上からは陸に上がって日向ぼっこして寝ている姿が見られたり、横からは元気よく泳いでいる姿をアザラシと同じ目線で見ることができる。渋川マリン水族館には姉妹の2頭のアザラシがいて、アイドル的な存在だ。えさやり時間には、飼育員が芸を教えながらえさを与えているので、タイミングが合えば、芸をしているところを見られるかも!

■【見どころ3】岡山名物・ままかり(サッパ)や白いナマコも展示中
岡山県民にとって「ままかり」はとても有名な魚。あまりにもおいしいので、自分の家で炊いたご飯を食べ切ってしまい、まんま(ご飯)を隣の家から借りてきてまで食べたことから、「ままかり(飯借り)」と呼ばれるようになったそう。「ままかり」と呼ぶのは岡山県だけで、正式名称は「サッパ」。淡白でさっぱりした味が名前の由来なんだとか。

白ナマコも見逃せない。通常は黒や赤のマナマコだが、突然変異で色素が欠乏するアルビノで白い色になった、10万匹に1匹とも言われるほど貴重なのだとか。

■【お土産】オリジナルグッズもそろうショップでお土産をチェック!
出入口付近にはショップも併設。渋川マリン水族館オリジナルのグッズのほか、ぬいぐるみなども販売している。「渋川マリン水族館オリジナルTシャツ」(税込1800円)はキッズサイズから大人のサイズまでそろっているので、ファミリーでおそろいをゲットするのもおすすめだ。子供に人気の「海の生きもの缶バッジ・マグネット」もお忘れなく!

■【おすすめ】施設担当者に聞く!渋川マリン水族館の魅力・楽しみ方
「瀬戸内海の生き物を中心に珍しいキタオットセイや貝類の標本、船舶の模型なども見ることができる海の博物館です。ふれあいタイドプールでは身近な海の生き物(ヒトデやナマコなど)に触ることができます。小さなお子様連れでも安心して楽しめますのでぜひ一度お越しください。また、ツイッターやインスタグラムでも生き物の情報を発信していますのでチェックしてみてください」(渋川マリン水族館 の岡さん)

■【アクセス・料金】岡山駅より特急バス・渋川行終点下車徒歩3分の好アクセス
アクセスは公共機関を利用する場合、JR岡山駅より特急バス渋川行の終点、ダイヤモンド瀬戸内マリンホテルを下車、徒歩3分。またはJR宇野みなと線宇野駅より路線バス渋川行の渋川を下車、徒歩5分。車でのアクセスは、瀬戸中央自動車道(瀬戸大橋道)児島インターから国道430号を経由し約20分。駐車場は1000台停められ、海水浴場開場期間のみ1000円、普通車・二輪車の駐車券には入館料250円引きの割引券が付く。海水浴場開場期間外は無料で利用できる。

入館料は高校生以上500円、5歳以上中学生以下は250円、購入日より1年間有効の年間パスポートは高校生以上1200円、5歳以上中学生以下600円、高校生以上と5歳以上中学生以下のペアは1600円で購入できる(※すべて税込み)。

■【新型コロナウイルス感染拡大予防対策】
・窓口に消毒液を設置しています。
・入館の際に感染経路特定のための記録票の記入をお願いしています。
・館内の入場者の密集状況によっては入場制限をする場合があります。
ほか、公式サイトを確認ください。

取材・文=CRAING

<施設情報>
住所:岡山県玉野市渋川2-6-1
アクセス:【電車】JJR岡山駅より特急バス渋川行の終点、ダイヤモンド瀬戸内マリンホテルを下車し徒歩3分。またはJR宇野みなと線宇野駅より路線バス渋川行の渋川を下車、徒歩5分 【車】瀬戸中央自動車道(瀬戸大橋道)児島インターから国道430号を経由し約20分
営業時間:通常9:00~17:00(最終入館16:30)。 渋川海水浴場開設期間は8:30~17:30(最終入館17:00)
定休日:水曜(祝日の場合翌日)。12月29日~31日、1月4日。但し、3月25日~4月10日、4月29日~5月5日、7月、8月は休館しない※天候等により臨時休館の場合あり
駐車場:1000台(海水浴場開場期間のみ1000円、普通車・二輪車の駐車券には入館料250円引きの割引券付き。海水浴場開場期間外は無料)
料金:入館料高校生以上500円、5歳以上中学生以下は250円。購入日より1年間有効の年間パスポートは高校生以上1200円、5歳以上中学生以下600円、高校生以上と5歳以上中学生以下のペアは1600円

※新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。

※記事内の価格は特に記載がない場合は税抜き表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。

※2020年9月時点の情報です。

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