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関西の「珍自販機」がヤバすぎる!仏像や金魚、寿司に懐かしのあの味も

  • 2020年9月6日
  • Walkerplus

「珍スポット調査隊」として、SNSにて全国の珍百景やB級スポットなどをメインに投稿する、“よーこー”こと石水洋光(いしみずようこう)さん。それらの投稿の中でも特に、商品がユニークすぎる「自販機」が話題になっている。現在約30種の自販機の投稿がされ、ハッと目を引くレトロな見た目のものや変わった商品を販売するものなど、フォロワーを引きつけてやまない。

今回はそんな石水さんイチオシの珍しい自販機を紹介。観光客に人気の仏像や金魚から、グルメな鮒寿司、関西では珍しいオランダの焼き菓子まで、しかとご堪能あれ!

■お土産に仏様!?京都・太秦の「仏像自販機」

「恐らく世界でここだけでしょう。ミニサイズの仏像が気軽に買えて特に海外の方に大人気!自販機で仏像を買ってご利益は大丈夫なのか!?というツッコミはさておき、珍自販機のレジェンド的存在です」(石水さん)

■なぜ流しそうめん店の前に!?奈良・三輪の「焼き芋の自販機」

「流しそうめん店の店主が、冬場のそうめんの売上減を埋めるために『焼き芋の自販機』を思い付いたそう。大神神社の参拝帰りに、みんな買って帰るぐらい大人気ですよ!」(石水さん)

■同じくそうめんの代打!奈良・三輪の「ピザドックの自販機」

「『焼き芋の自販機』に久しぶりに行くと、その横に『ピザ・ドック』が登場していました。同じ自販機の中で並んでいるので、焼き芋を買うか、ピザ・ドックを買うか、かなり迷いますね~(笑)。大神神社の参拝帰りにぜひこちらも!」(石水さん)

■見落とし注意!滋賀・彦根の「鮒寿司の自販機」

「ある日、彦根城に行った帰りに偶然発見した『鮒寿司の自販機』。普通にジュースの自販機の中にあります。鮒寿司はけっこう匂いがキツいらしく、好き嫌いが分かれるらしいですが、小さく書かれた“ひこにゃんおしぼり付き”が購買意欲をかきたてます!」(石水さん)

■ジビエのお供に!?大阪・千日前の「銃の自販機」

「自販機の中に大きなライフル銃が飾られているので、日本でこれは大丈夫なのか!?と思ったら、やはり模造銃で、ジビエ料理店のディスプレイでした。それを聞いて、ひと安心しました(笑)」(石水さん)

■昭和ムードたっぷり!奈良・高畑の「リボンシトロンの自販機」

「かつて大人気だったリボンシトロンという炭酸飲料。ピンクの自販機がかわいいですね。残念ながら非稼働でしたが、ずっとこのまま残してほしい自販機です」(石水さん)

■空腹時は注意!大阪・池田の「ヒヨコちゃんの自販機」

「『カップヌードルミュージアム 大阪池田』の前にチキンラーメンの絵柄がペイントされた自販機があり、ヒヨコちゃんが目立っています。残念ながら、販売されているのはチキンラーメンではなく、普通のジュースでした(笑)」(石水さん)

■レトロな風情が懐かしい!大阪・泉南の「瓶牛乳の自販機」

「昔は銭湯上がりによく飲んでいたガラス瓶に入った牛乳。まさかこんな所で出会えるとは…!北庄司牛乳の瓶牛乳は風味がしっかりしていて、新鮮な味わいが最高です」(石水さん)

■日本一安いミステリー自販機!大阪・福島の「10円自販機」

「何が出るか分からない『10円自販機』。100円使って10本買ったときは、すべて炭酸水が出てきました(笑)。たまに当たりのジュースが出るらしいですよ」(石水さん)

■安くてうまい!和歌山・西高野の「ポップコーンの自販機」

「値段もワンコイン100円とリーズナブル!味はカレー、バター、うすしおの3種から選べます。ボタンを押した後の、香ばしい匂いが最高です」(石水さん)

■購入時はしっかり準備を!奈良・郡山の「金魚の自販機」

「朝にパッキングされた元気のいい金魚が買えます。金魚のほかにも、メダカやザリガニの販売も。買おうか迷いましたが、帰宅までの保存用ボックスなどを持参しておらず…。飼育のことも考え、このときは買うのを泣く泣く諦めました」(石水さん)

■オランダ菓子を気軽に!神戸・六甲の「ストロープワッフルの自販機」

「ストロープワッフルとは、クッキーのように薄く焼いた生地に特製のキャラメルをサンドしたオランダの定番おやつ。お店で焼かれたおいしいストロープワッフルを24時間販売しています。食べたいときに買えるのがナイス!」(石水さん)

■絶滅寸前!?大阪・羽曳野の「うどん自販機」

「昔はいたる所にあった『うどん自販機』。今では絶滅寸前ですが、羽曳野市高鷲で発見!気軽によく利用していたので食べたいな~と思いましたが、残念ながら非稼働でした…」(石水さん)

以上が石水さんのイチオシ自販機だ。でも、なぜ珍スポットやおもしろい自販機を探すようになったのだろうか。石水さんに投稿をはじめたきっかけを聞いた。

■「焼肉のタレの自販機」を知ったことがきっかけに

以前は和歌山のご飯屋さんを巡り、Facebookに投稿していたという石水さん。高野山の奥之院へ行ったことをきっかけに、珍しいスポットを投稿するようになったそうだ。

「全長約2kmの奥之院参道には、織田信長など歴史上の人物の墓碑が並びます。何百年も前に亡くなった方たちの何万という数のお墓が建ち並ぶ中を歩いているうちに、今まで感じたことがない衝撃と不思議な感覚を味わったんです」と語る。

奥之院は弘法大使信仰の聖地として有名なパワースポットだからだろうか、どことなくスピリチュアルな啓示を受けてから約5年、全国500か所以上の珍しいスポットを巡ったという。

「珍スポットをいろいろ探していたとき、たまたま『焼肉のタレの自販機』の噂を聞き、世の中にはいろんな自販機があることを知ったんです」という石水さん。それから珍スポットの1つのジャンルとして自販機を探し始め、ちょうど5年前に『焼き肉タレの自販機』を最初に投稿したそうだ。

非稼働のものや店のディスプレイ用の自販機もあるが、ビジュアルがかわいいものから懐かしい気持ちになるものまで、見ているだけで楽しい珍自販機。焼き芋やポップコーンのほか、関西では珍しいストロープワッフルも手軽に買えるので、話のネタに訪れてみるのもおすすめだ。

取材・文=下八重順子

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