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「#コロナに負けるな」!元気を届ける“わたあめマルチーズ”のいくらくんと飼い主さんのメッセージ

  • 2020年8月8日
  • Walkerplus

新型コロナウイルスの影響による暗いニュースが続く中、「#コロナに負けるな」というハッシュタグと共に、ポジティブなメッセージを発信し続けるわんちゃんと飼い主さんがいる。わたあめのようなキュートなルックスが魅力的なマルチーズのいくらくん(7歳・♂)と、飼い主のセロリさんだ。

Instagramで4.8万人ものフォロワーを持つアカウント「@celeryrabbit」にて、見ているだけで心が和やかになるような、いくらくんの愛らしい姿を日常的に投稿。ファンからは、「いつも癒やされてます」「いくらちゃんは私の元気の素。コロナに負けないぞ!」「いくらくんはステイホームの先輩ですね」といったコメントが相次いで寄せられている。今回は飼い主さんにインタビューを行い、SNSの発信に込める思いやいくらくんとのエピソードについて、たっぷりと語ってもらった。


いくらくんと飼い主さんが出会ったのは、約7年前。先代わんちゃんを亡くして10回目の命日での出来事だったと、飼い主さんは当時を振り返る。

「毎年、先代犬を思い出してはメソメソしている僕を見て、妻が『アイスクリームでも買いに行こう?』と外へ連れ出してくれたのです。そのとき立ち寄ったお店に居たのがいくらでした。店員さんに抱かせてもらいましたが、“プイッ”と顔を背けて愛想のない子で…(笑)でも、久しぶりに抱く子犬の感触や、子犬から放たれる独特の甘い香りに泣きそうになってしまいました。いくらを家族にすることを決めるまで、そう時間はかかりませんでした。今思えば、亡き先代犬が出会わせてくれたのかもしれません」

運命的な出会いを果たし、晴れて飼い主さんの元へとやってきたいくらくん。しかしすべてが順調満帆だったわけではなく、命の危険を伴うような大手術を経験したこともあるのだという。

「いくらは『門脈体循環シャント』という血管の奇形の病気を、先天的に抱えていました。長時間の手術に耐えられないかもしれないと診断され、一時は獣医さんに『覚悟してください』とまで言われた子なんです。しかし、いくらは負けませんでした。小さい体で手術を乗り越えてくれて今があります。毎年の血液検査は欠かせませんが、元気に暮らしています」

今では病気を克服し、お気に入りのひものおもちゃで遊んだりと、天真爛漫ないくらくんらしくのびのびと暮らしているのだそう。

「我が家に来たときからうさぎたちと一緒に生活してるので、自分のことをうさぎだと思っているようです。あとは散歩が嫌いで、犬や猫が大の苦手という一面もあります」

そんないくらくんのチャームポイントについて、「トリミング前のモフモフボディと、トリミング後のスッキリボディのギャップ」「いろんなかぶりものをちゃんとかぶりこなして(笑)、フォロワーさんに“かぶりものマイスター”と呼ばれているところ」と2つも挙げてくれた飼い主さん。さらに、一緒に暮らしていて幸せに思う瞬間を尋ねてみたところ、「リビングでうたた寝してしまって起きたときに、隣でピッタリとくっついて寝ている、いくらの体温を感じるとき」と愛情をにじませながら答えてくれた。

「(Instagramの)フォロワーさんから、たくさんのお声を頂くことも本当にうれしくて、コメントには必ずお返事をするようにしています。2018年の北海道の大地震発生時、『家族で避難所にいますが、いくらくんの笑顔に元気をもらってます』とコメントを頂いたときは思わず泣いてしまいました。これからも、世界中のどこかで誰かがクスッと笑えるような、誰かの背中を押せるような、そんな投稿を続けていきたいと思っています」
さまざまな困難を乗り越えたいくらくんと飼い主さんの強い絆、そしてその信頼関係から生まれる自然体の愛らしさと、ナチュラルな表情を捉えた写真には、見ている人を元気づける不思議なパワーが宿っている。心が疲れたときにはいくらくんの笑顔を見て、一息ついてみてはいかがだろう。

画像提供:マルチーズのいくら(@celeryrabbit)

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