今日13日(火)は、全国的に気温上昇。東海から九州で30℃に迫る所も。明日14日(水)以降も平年より高い所が多く、北海道や東北では7月並みの暑さになる日もありそう。まだ体が暑さに慣れていない時期なので、熱中症に十分注意。
今日13日(火)は、日本付近は移動性の高気圧に覆われる見込みです。日中は、北から南まで青空が広がるでしょう。沖縄は昼前まで所々でにわか雨がありますが、次第に日差しが出ます。
最高気温は、昨日12日(月)より高い所がほとんど。関東から西は25℃以上の夏日の所が多いでしょう。名古屋市や京都市、大分県日田市は28℃の予想で、真夏日(最高気温30℃以上)に迫る暑さです。北陸から北でも平年より高く、帯広市と山形市は26℃の予想で、今年初めての夏日になりそうです。日傘や帽子などで強い日差しを避けたり、喉が渇く前に水分をとったりして、暑さで体調を崩さないようにお気をつけください。
明日14日(水)以降も、南から暖かい空気が流れ込みやすいでしょう。最高気温は全国的に平年より高く、ムシムシする日が多くなりそうです。
札幌市は15日(木)と16日(金)は25℃と今年初の夏日予想、山形市は14日(水)〜16日(金)は28℃予想で、ともに7月並みの暑さです。名古屋市は夏日が続いて、20日(火)は30℃と、今年初めて真夏日になるかもしれません。那覇市は連日30℃に迫る暑さが続くでしょう。
湿度が高く、体にこたえる暑さになる所が多くなりそうです。湿度が高いと、汗が蒸発しにくく、体の中に熱がこもりやすくなるため、熱中症のリスクが高まります。綿や麻など通気性のよい素材の衣服を選んだり、冷房を適切に使用したりして、熱中症に十分ご注意ください。
5月ですが、まだ体が暑さに慣れていない時期なので、熱中症には十分な注意が必要です。熱中症を予防するには、以下のポイントを心がけてください。
① 暑さに備えて体づくりを行いましょう。「やや暑い環境」で「ややきつい」と感じる運動を、毎日30分程度行い、体を暑さに慣れさせてください。ウォーキングやサイクリング、ストレッチなどの運動や、入浴などで汗をかく習慣を身につけると良いでしょう。
② できるだけ暑さを避けて、喉が渇く前から水分補給を心がけましょう。なるべく涼しい服装を心がけ、日傘や帽子も活用するのが効果的です。入浴の前後や、起床後も、まずは水分を補給しましょう。汗を大量にかいた場合は、水分だけでなく、塩分補給も忘れないでください。
③ 暑さを我慢せず、エアコンを使って室内の温度を適度に下げましょう。室内に温度計を置き、室温を確認しながら調節するとよいでしょう。特に、換気を行う場合はこまめに再設定してください。もし、少しでも体調が悪いと感じたら、無理をしないで、自宅で静養することが必要です。高齢者や子ども、障がいのある方は、特に熱中症になりやすいので、周りの方が気を配るなど、十分ご注意ください。