名護・久辺小1年生へカエル顔の「無事に帰るお守り」 商工会婦人会が手作り

  • 2025年5月13日
  • みんなの経済新聞ネットワーク

 名護市立久辺小学校(名護市豊原)の1年生27人に5月12日、名護市商工会婦人会が手作りした交通安全守り「無事に帰るお守り」を寄贈した。(やんばる経済新聞)

 お守りの進呈の様子

 同取り組みは、市内小学校の1年生の交通安全を願って同婦人会が例年行っているもので、今年は名護市内13校の740人に寄贈。昨年末から約50人の婦人会メンバーが一つ一つ手作りしたという。お守りは「安全に気を付けて無事に帰ってほしい」という思いを込めて笑顔のカエルの顔をあしらい、中には護佐喜御宮(名護市大中)で祈願されたマース(塩)を入れた。

 同日は、同婦人会の慶佐次愛さんらメンバーらが同校を訪問し、お守りを島川直樹校長と齊藤博孝教頭に手渡した。児童たちには帰りの会で配られ、合わせて横断歩道での交通ルールの確認などを行った。

 慶佐次さんは「4月から入学して環境が変わった子どもたちが、無事に学校や家に帰れるよう願いを込めて、メンバーみんなで手作りした。色やカエルの表情が違っていて、どれも同じものはない仕上がりになっている。子どもたちがとても喜んでくれているので、こちらも元気になる。これからも続けていき、交通安全の啓発にもつながれば」と話す。

 お守りを受け取った嘉陽宗楓さんは「お守りがかわいくてうれしい。横断歩道を渡るときには右左を確認している。交通安全に気を付けたい」と話す。野底心彩さんは「いつも道を歩くときはお母さんと手をつないで気を付けて歩いている。お守りのカエルの顔がとてもかわいい。守ってくれそう」と笑顔を見せた。

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