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花粉 雨上がりの翌日以降は要注意 週末にかけて広く大量飛散 帰宅時の対策は

  • 2024年3月13日
  • tenki.jp

昨日の雨から一転、今日は広く日差しが届き、風が強いでしょう。雨上がりの翌日以降は花粉が飛びやすくなるため要注意。また、明日以降は気温が上がり、週末にかけて春本番の陽気に。花粉の飛ぶ量は広く「非常に多い」予想です。帰宅時は上着を玄関先ではたくなど、体についた花粉を室内にいれないようにしましょう。

花粉が飛びやすい条件

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花粉が飛びやすい条件には、大きく3つあります。

① 「晴れて気温が高い日」
スギの雄花は気温が上がると花が開きやすくなります。さらに、晴れて気温が高い日は、上昇気流が発生しやすく、花粉が舞い上がりやすくなります。

② 「空気が乾燥して風が強い日」
湿度が高いと、花粉が湿気を吸って重くなるため、遠くまで飛びにくくなります。一方、空気が乾燥して風が強い日は、都市部から離れた森林からも花粉が飛んできやすくなるため、いっそう注意が必要です。

③ 「雨の翌日以降や気温の高い日が2〜3日続いた後」
雨の翌日以降は、雨の日に飛散しなかった分と、その日に飛散する分が重なって、より多くの花粉が飛びやすくなります。さらに、雨で地面に落ちた花粉が舞い上がることもあり、いっそう飛散量が多くなるといわれます。また、気温の高い日が2〜3日続いた後も花粉がより多く飛びやすくなります。

週末にかけて飛散量は「非常に多い」

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昨日は雨が降って花粉の飛散が抑えられた所も、今日13日(水)は日差しが戻って花粉の飛びやすい条件が複数揃います。気温が低いため、広く大量飛散とまではいかないものの、昨日より飛散数が増えるでしょう。

明日14日(木)以降は日に日に気温が上がり、週末にかけて九州から関東は春本番の陽気に。乾いた晴天と気温の高い日が続き、花粉の飛ぶ量は連日のように広く「非常に多い」予想です。

帰宅後の花粉対策 体についた花粉を室内に入れないために

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花粉症の症状を緩和させるには、できるだけ花粉を避けることが大切です。そのためには、帰宅した際、体についた花粉を室内にいれないよう、以下のことを心がけましょう。

① 上着を玄関先ではたくなど、室内に入る前に、洋服や髪の毛についた花粉を、落としましょう。花粉症でない方も、このひと手間を心がけていただけると、花粉症の方にとって過ごしやすい空間を維持することができます。
② 髪の毛についてしまった花粉は、シャンプーで洗い落とすのも効果的です。
③ 帰宅後は、すぐに、うがいをして、喉に流れた花粉を取り除きましょう。
④ 洗顔をして、顔についた花粉を落とすのも、おすすめです。洗顔の際は、眼や鼻の周りについてしまった花粉が、体内に侵入しないよう、気を付けてください。

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