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東海 山間部で多くの雪が残る 7日朝も路面凍結注意 しばらくは大体晴れる日が続く

  • 2024年2月6日
  • tenki.jp

東海地方では大雪のピークは過ぎましたが、岐阜県山間部だけでなく、普段雪があまり積もらない静岡県山間部で積雪となり、標高の高い所では大雪となった所がありました。この後も、これまでに降った雪による交通障害や路面の凍結に注意してください。

昨日5日の大雪が残る

普段雪があまり積もらない静岡県でも、16時現在、山間部で多くの雪の残っている所があります。静岡県御殿場市でも積雪を観測しました。
昨日5日の御殿場市の気温は、はじめ2℃〜3℃くらいで推移したものの、昼前から夜にかけては0℃台が続きました。昨日5日の日降水量は40.5ミリとややまとまったものの、湿った雪となったため、最深積雪は3センチでした。

今夜から明日7日朝にかけても冷え込む

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積雪となっている地域では、路面状況には引き続き注意が必要です。静岡県東部の御殿場市を代表しますと、夜間は再び冷え込み、明日7日朝は氷点下の冷え込みとなる見込みです。
山間部では雪がとけずに残り、路面が凍結する所がありそうです。雪に慣れていない方や冬用装備でない車の方は、運転は控えるようにしましょう。峠道を通られる方は、車のスリップ事故に注意し、最新の道路状況を確認するようにしてください。

路面の凍結 特に注意すべき所は

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雪や雨が降って濡れた路面は、気温が下がると、凍結してしまいます。中でも、路面の凍結に注意が必要なのは、次の4か所です。

(1)橋や歩道橋の上は、地面の熱が伝わりにくく、風通しが良いので、凍結しやすくなります。特に、ふぶいている時は、他の所よりも風が強く、視界が悪いうえに、凍結しやすいので、かなり危険です。
(2)トンネルの中と外では、路面状態が大きく違うことがあります。トンネルの出入り口では路面の凍結により、急にハンドルを取られないよう、十分、スピードを落として運転しましょう。
(3)交差点やカーブも、近づく前に、十分にスピードを落とすことが大切です。ハンドルを切ったまま、ブレーキを踏むと、とても滑りやすくなります。また、加速する時も、交差点やカーブを曲がり切ってから、アクセルを踏みましょう。
(4)日陰は、いったん路面が凍結すると、完全にとけるまでに時間がかかります。建物の北側など、日陰になりやすい道を通る際は、十分にお気をつけください。

週間天気

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明日7日以降、冬型の気圧配置となる日や高気圧圏内となる日が多いでしょう。太平洋側の地域はおおむね晴れの日が続き、しばらく大きな天気の崩れはない見込みです。
ただ、岐阜県では山間部を中心に、寒気の影響を受けて曇りや雪の日があるでしょう。静岡県では9日(金)頃まで局地的な前線が発生しやすく、雲が広がったり一部で天気が崩れる所もありそうです。

最低気温は平年並みくらいの日が多く、朝晩は冷え込みますが、最高気温は平年を少し上回る日が続く見込みです。日中は日差しにホッとできる日が多いでしょう。山間部の雪どけは進むため、融雪災害に注意が必要です。

また、週間花粉飛散情報 によりますと、この先、東海地方では花粉が微量ながらも飛ぶ予想です。敏感な方は対策をするようにしましょう。

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