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関東地方 明日2日は一転して真冬の寒さ 5日〜6日は「南岸低気圧」で冷たい雨や雪

  • 2024年2月1日
  • tenki.jp

明日2日(金)は一転して関東では、真冬の寒さに逆戻りするでしょう。5日(月)〜6日(火)は「南岸低気圧」が通過するため、関東では冷たい雨や雪が降るでしょう。最新の気象情報をこまめにチェックしてください。

明日2日(金) 一転して真冬の寒さ 寒さ対策を万全に

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2月スタートの今日1日(木)は、午前のうちに気温がグンと上がり、春のような暖かさになりました。日中の最高気温は東京都心と千葉市で16.3℃、横浜市で15.2℃、宇都宮市で16.7℃など、今年一番の暖かさになった所もありました。
ただ、午後は次第に北よりの風が強まって、気温が下がってきています。今夜は急に寒くなりますので、昼間との寒暖差にご注意ください。

明日2日(金)は日差しが届きますが、沿岸部ほど雲が広がりやすいでしょう。
朝は冷え込みが強まって、最低気温はこの時期らしい気温に戻りそうです。北部では0℃未満の冬日になる所がほとんどで、氷が張るほどの寒さになるでしょう。午前は北よりの風がまだ強めに吹くため、体感温度をさらに下げそうです。マフラーや手袋などで寒さ対策をしっかりと行いましょう。
最高気温は今日より大幅に低くなって、東京都心では10℃近くも低くなりそうです。南部ほど日差しが控えめで、空気がよりヒンヤリ感じられるでしょう。暖かくしてお過ごしください。

5日(月)〜6日(火) 「南岸低気圧」が通過 冷たい雨や雪

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3日(土)は高気圧に緩やかに覆われて、穏やかに晴れる見込みです。
朝は寒さが続きますが、日中は気温が10℃を超える所が多く、日差しの下では少しホッとできるでしょう。まずますのお出かけ日和になりそうです。

4日(日)は前線が本州の南に延び、南部ほど雲の多い天気になるでしょう。最高気温は11度前後で、この時期らしい寒さになりそうです。

5日(月)〜6日(月)は本州の南岸を低気圧が通過するでしょう。関東に雪をもたらすことがある「南岸低気圧」です。
今のところ、関東の沿岸部は冷たい雨が降ったりやんだりで、5日(月)の午前は雪がまじることもあるでしょう。山沿いや内陸では雪の可能性が高くなっています。低気圧の進路や気温の下がり方によっては、雪の範囲が変わってきますので、最新の情報をこまめにチェックしてください。

「南岸低気圧」の進路で変わる関東の天気

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関東の天気は、南側の沿岸部を進む「南岸低気圧」の進路次第で、大きく変わります。パターンは3つ、挙げられます。

① 南岸低気圧が八丈島の北を進む場合、関東には低気圧の降水域がかかり、暖かい空気も流れ込みます。そのため降るものが雪ではなく、雨になりやすいのです。
② 南岸低気圧が八丈島の少し南を進む場合、関東には降水域がかかる一方、北から冷たい空気を引き込みます。そのため雪が降りやすく、時には大雪になるのです。
③ 南岸低気圧が八丈島の南を進む場合、降水域そのものが、関東の陸地まで届かず、雪も雨も降らないことが多くなります。ただ、冷たい空気が南下するため、関東では、雲が広がりやすくなるのです。
南岸低気圧の進路と八丈島の位置関係は、関東の雪を予報する目安の一つではありますが、決め手はこれだけではありません。関東で大雪になるかどうかは、低気圧の発達度合い、進む速度、気温の低下、湿った空気の流れ込みなどで変わります。(①のように雨でも、降り方が強まると、周囲の空気が冷やされて雪に変わることもあります。)関東では、普段、雪にあまり慣れていないため、最新の天気予報などをこまめに確認し、雪が予想される場合は、早めの対策を心がけてください。

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