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2週間天気 大雪の後は気温上昇 なだれや落雪注意 来週以降はスギ花粉が飛散開始へ

  • 2024年1月26日
  • tenki.jp

この先は雪がやんだり弱まったりする所が多く、太平洋側を中心に広く日差しが届く見込みです。来週前半にかけて日に日に気温が高くなるため、雪の多く積もっている所では、雪解けによるなだれや屋根からの落雪に注意が必要です。また、2月上旬にはスギ花粉が飛散開始となる所があるでしょう。

27日(土)〜2月2日(金) 日に日に気温アップ 融雪災害に注意

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明日27日(土)は冬型の気圧配置が緩むでしょう。北陸など日本海側では朝晩を中心に雪や雨の降る所がありますが、日中は雪のやむ所が多く、太平洋側を中心に日差しが届く見込みです。強い風も収まるでしょう。

28日(日)から29日(月)にかけては高気圧に覆われて晴れる所が多い見込みです。

30日(火)は湿った空気が流れ込み、次第に雲が広がるでしょう。九州では雨の降りだす所がありそうです。31日(水)にかけて雨の範囲が広がるでしょう。

2月1日(木)は寒気の影響で北陸から北の日本海側で雨や雪が降るでしょう。
また、2日(金)にかけて九州から関東へ雨のエリアが広がり、気温によっては東京でも雪がちらつく可能性があります。最新の予報をご確認ください。

来週前半は、東北から九州、沖縄にかけての広い範囲で気温が平年より高く、かなり高い日もあるでしょう。1日(木)は関東から九州では最高気温が15℃を超える所があるなど、3月並みの予想です。雪の多く積もっている所では、雪解けによるなだれや屋根から落ちる雪に注意が必要です。

なお、2日(金)は一転、関東から九州でも10℃に届かず寒くなりますので、気温の急な変化で体調を崩さないよう、お気をつけください。

急な雪解け 注意点は?

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暖かくなることで心配されるのが雪解けによる災害や事故です。積雪が多く残る所では、次の3つの点に注意が必要です。

① 雪解けによって「全層なだれ」が発生しやすくなります。山に積もった雪が全て滑り落ちる現象で、気温の上昇や雨の後などに多く発生します。過去になだれが発生した斜面や積雪に亀裂が入っている所では、特に注意が必要です。

② 気温の上昇によって積もった雪が滑り、「屋根からの落雪」が起こりやすくなります。軒先で作業する際は頭上の状況を確認するなど注意が必要です。また、除雪作業を行う場合は、命綱とヘルメットを装着し、できるだけ複数人で実施するなど、安全を確保するようにしてください。

③ 雪が多く積もった道路で、気温が上昇したり、雨が降ったりすると、「冠水」のおそれがあります。路肩に集められた雪によって排水が悪くなったり、雪の塊が排水溝を塞いだりしてしまうことがあるためです。大雪のあとの雨は、たとえ大雨でなくても、道路の冠水に十分ご注意ください。

3日(土)〜8日(木) 気温は平年より高め スギ花粉の飛散開始が迫る

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3日(土)と4日(日・立春)は低気圧や前線の影響で雨や雪の降る所が多いでしょう。5日(月)は関東や東海を中心に日差しが戻りますが、その後も所々で雲が広がりそうです。

この期間は強い寒気の影響を受けにくく、気温は平年より高い日が多いでしょう。

日本気象協会が先週18日(木)に発表した「2024年春の花粉飛散予測(第3報)」によると、2024年春のスギ花粉は、九州〜関東の一部で2月上旬から飛散開始となり、例年並みか例年より早いスタートになるでしょう。
花粉に敏感な方はすでに症状が出始めているようですが、いよいよスギ花粉の飛散開始が迫ってきました。そろそろ本格的に対策をとった方がよさそうです。

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