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関東 今夜は平野部で雨 北部の山沿いは雪 4日仕事始めは天気回復でも北風が冷たい

  • 2024年1月3日
  • tenki.jp

富士山には「天気下り坂」のサインである「笠雲」がかかっています。関東は、3日(水)の夜は平野部では雨で、北部の山沿いは雪やみぞれが降るでしょう。仕事始めの4日(木)は、天気が回復へ向かいますが、北風が強まるので、気温の数字よりも寒く感じられそうです。

富士山に天気下り坂のサイン 関東に雨雲接近中

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3日(水)の関東は、雲の多い天気となっています。また、13時50分頃、富士山では、小さいながら「笠雲」がかかっている様子が見られました。富士山の「笠雲」は、上空の湿った空気が富士山にぶつかって発生するもので、天気が下り坂のサインです。

実際、14時現在、雨雲レーダーを見ますと、沖縄や九州〜東海、北陸の所々に雨雲がかかっています。天気が下り坂のサインが表しているように、関東には、西から雨雲が近づいています。

3日(水)夜 関東の平野部は雨 北部の山沿いは雪・みぞれ

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3日(水)夜になると、関東の平野部は、広い範囲で雨が降るでしょう。強く降る雨ではありませんが、この後のお出かけは傘が必要です。

そして、群馬県や栃木県など、関東北部の山沿いでは、雪やみぞれが降りそうです。4日(木)に日付が替わっても、雪やみぞれの降りやすい状態が続きます。気温の低い時間帯ですので、濡れた路面が凍結するおそれがあります。車の運転は、十分な注意が必要です。

路面の凍結 特に注意すべき所は

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雪や雨が降って濡れた路面は、気温が下がると、凍結してしまいます。中でも、路面の凍結に注意が必要なのは、次の4か所です。

(1)橋や歩道橋の上は、地面の熱が伝わりにくく、風通しが良いので、凍結しやすくなります。特に、ふぶいている時は、他の所よりも風が強く、視界が悪いうえに、凍結しやすいので、かなり危険です。

(2)トンネルの中と外では、路面状態が大きく違うことがあります。トンネルの出入り口では路面の凍結により、急にハンドルを取られないよう、十分、スピードを落として運転しましょう。

(3)交差点やカーブも、近づく前に、十分にスピードを落とすことが大切です。ハンドルを切ったまま、ブレーキを踏むと、とても滑りやすくなります。また、加速する時も、交差点やカーブを曲がり切ってから、アクセルを踏みましょう。

(4)日陰は、いったん路面が凍結すると、完全にとけるまでに時間がかかります。建物の北側など、日陰になりやすい道を通る際は、十分にお気をつけください。

4日(木) 関東は天気回復でも北風が冷たい

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4日(木)の関東は、茨城・千葉・神奈川など沿岸部を中心に、朝まで雨の降る所があるでしょう。仕事始めという方も大勢いらっしゃると思いますが、通勤の時間帯も一部で雨が残りそうです。北部の山沿いでは、朝まで、所々で雪やみぞれが降りますので、引き続き、路面の凍結に注意が必要です。

日中は、各地とも天気が回復へ向かい、晴れてくる見込みです。ただ「昼間も北風が冷たい」というのがポイントです。

最高気温は13℃前後の所が多いですが、北風がやや強く吹くので、実際は気温の数字よりも寒く感じられそうです。お出かけの際は、風を通しにくいアウターを選んで、体を冷やさないよう、お気をつけください。

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