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土曜にかけて荒天 暴風警戒 西日本で積雪の恐れ・真冬の寒さ 日曜は寒さ和らぐ

  • 2023年11月17日
  • tenki.jp

あす18日土曜にかけて、全国的に荒れた天気となるでしょう。特に日本海側は看板が落下するような暴風の恐れも。また、西からこの時期としては強い寒気が流入し、西日本の山では大雪となり、平地でシーズン初の積雪の恐れも。季節風が冷たく一気に真冬の寒さに。

きょう17日 各地で大荒れ 暴風警報エリア広がる 福岡でヒョウを観測

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きょう17日は、本州を挟むようにして2つの低気圧が発達しながら東へ進み、日本列島は局地的に雨や風が強まり、荒れた天気となっています。

午後5時20分までの12時間雨量は、北海道の伊達市大滝で151.5ミリとなり、11月としては過去最も多い雨量を記録しました。大雨の降った地域では、今夜遅くにかけて河川の増水などに警戒してください。

また、沿岸部では風も強まり、最大瞬間風速は、千葉県勝浦市で27.1メートル(午後0時37分・南南西)、北海道室蘭市では26.4メートル(午前8時51分・東南東)を観測しました。看板が落下するような、危険な暴風の吹いた所があります。
午後5時30分現在、北海道の日本海側と九州北部の広い範囲に暴風警報が発表中です。あす18日にかけては、日本海側を中心にさらに暴風警報の発表エリアが広がる見込みで、場所によっては走行中のトラックが横転するような風の吹く所もあるでしょう。沿岸部は特に暴風に警戒してください。

なお、福岡市では午後5時27分に、直径5ミリのヒョウを観測しました。西から流れ込んでいる寒気の影響で、大気の状態が不安定となっています。

あす18日 西日本は山は大雪 平地で積雪も 晴れる所も風冷え・雨対策を

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あす18日は、日本付近は次第に冬型の気圧配置に変わるでしょう。上空にはこの時期としては強い寒気が南下する見込みです。特に西日本は「平地で降れば雪」となる冷たい空気に覆われるでしょう。

あす18日にかけて、日本海側は断続的に雨が降り、中国地方や九州北部の山では大雪となる恐れがあります。また、風が非常に強く吹くため、平地でも雪の所があるでしょう。広島市など山陽の平地でも一時的に雪が降るかもしれません。雪道に慣れていない平地でも、今シーズン初めての積雪となる可能性があります。交通の影響などに注意し、時間にゆとりを持ってお出かけください。

日差しが戻る関東や東海などでも、風が非常に強く吹き、一時的に雨や雷雨となる可能性があります。突然の雨など天気の急変にご注意ください。

あす18日土曜は西日本で真冬の寒さ 19日日曜は寒さ緩む

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あす18日は、全国的に西から北西の風が非常に強く吹きそうです。

気温は西日本ほどきょう17日より大幅に低くなり、大阪市は5℃以上低い11℃、名古屋市も11℃くらいにとどまり、東海から西は広く「真冬並みの寒さ」です。風も加わるため、真冬の装いが必要でしょう。
東京都心は16℃の予想ですが、風が冷たく感じられそうです。各地とも、風冷えに注意し、風を通しにくい服装が良さそうです。

あさって19日以降は、日ごとに寒さの和らぐ所が多いでしょう。

ただ、来週末は再び、北日本を中心に寒気が流れ込む見込みで、北海道、東北など平地で雪が予想されています。季節はいったりきたりして、気温の変動が激しくなります。防寒グッズなども上手く使って、服装選びにご注意ください。

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