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週末にかけて天気急変に注意 局地的に激しい雨や雷雨 屋外のイベントは雨雲の確認を

  • 2023年10月26日
  • tenki.jp

今夜遅くから週末にかけて、日本の上空には日本海側から再び強い寒気が南下。九州から北海道にかけて局地的な激しい雨や雷雨に注意。屋外のイベントも多いと思いますが、雨雲を確認しながら安全に行うとともに、急な雨による気温の急降下にも注意を。

あす27日 九州〜北海道 天気急変の恐れ 屋外のイベントなど要注意

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きょう26日(木)夜遅くから28日(土)にかけて日本の上空約5500メートルには、氷点下21度以下のこの時期としては強い寒気が流れ込むでしょう。このため、西日本から東日本、北日本では次第に大気の状態が非常に不安定となり、所々で積乱雲が発達する見込みです。

あす27日(金)の発雷確率では、九州北部や山陰地方、近畿北部など、西日本の日本海側は午前中から高くなっています。
あす27日(金)は、九州から近畿にかけては、朝から激しい雨が降ったり、雷が鳴ることもありそうです。竜巻などの激しい突風やひょうなど、急に荒れた天気となる恐れがありますので、十分にご注意ください。

北陸や東海、関東は昼頃から天気が変わりやすくなり、一時雨が強まったり、雷雨になったりすることもあるでしょう。穏やかな天気が一変する可能性があります。

東北や北海道も日本海側を中心に、午前中から所々で雨が降り、雷の鳴ることもあるでしょう。積乱雲の発達しやすい状況が続きますので、十分ご注意ください。

あす27日 突然の強雨による気温の急降下にも注意

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また、あす27日(金)は、雨が急に降り出して強く降ると、一気に気温が急降下することも考えられます。

きのう25日(水)は、日本の上空を寒気を伴った気圧の谷が通過したため、近畿から東北にかけて、局地的に雨が強まり、東京都心も雷雨となり、午後10時過ぎまでの1時間に30.5ミリの激しい雨を観測しました。

東京都豊島区池袋周辺では、午後9時前にひょうが降りました。その頃の東京都心の気温は、たった30分間で約7℃も下がり、一気に震えるような寒さとなりました。

あす27日(金)も、天気の変化だけでなく気温の急降下にも注意してください。外出には雨具だけでなく、羽織るものも欠かせないでしょう。

土日も大気の状態が不安定 屋外のイベントはこまめに雨雲の確認を

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上空の強い寒気は、今夜遅くから28日(土)にかけては西日本から東日本へ、28日(土)から29日(日)にかけては東日本から北日本に流れ込むでしょう。

28日(土)の午後には、西日本は次第に天気は回復して、安定した晴天が戻りますが、東海から関東、北陸、東北や北海道は、あちらこちらで雨や雷雨となるでしょう。引き続き、突然の激しい雨や落雷、竜巻などの突風やひょうに注意が必要です。

29日(日)も、東北や北海道では雷を伴い、急にザっと雨の降り方が強まる所もありそうです。

この週末は、あす27日(金)は「十三夜」で、お月見を予定している方もいらっしゃると思います。また、ハロウィンも近くイベントも各地で開催されることと思います。
屋外の活動は、雨雲をこまめに確認して、発達した雨雲が近くに見られる際には、早めに安全な場所に避難するなど、天気の急変に十分気を付けてください。

最新の情報 どこを見たら 何がわかる?

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最新の「気象情報」を入手するには、テレビやラジオなどの方法もありますが、インターネットで確認する場合、おすすめのチェックポイントが3つあります。

①雨雲レーダーをチェックしましょう。「今、どこで雨雲が発達しているのか」という実況だけでなく、「この後、雨雲がどこへ進むのか」という予想もわかります。自分のいる付近を拡大すれば、より詳しく知ることができます。

②雷レーダーをチェックしましょう。雨雲レーダーと同じように使えます。また、雷が予想されている所では、落雷だけでなく、竜巻などの突風の可能性も高まっていて、ひょうにも注意が必要です。

③注意報・警報をチェックしましょう。発表されている注意報・警報の種類によって、どんな現象に注意・警戒しなければならないか、わかります。注意警戒事項には、いつまで注意・警戒すべきか、ということも書いてあります。

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