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東海 秋晴れの日が多いが寒暖差に注意 20日の雨を境に気温が低下 週末は秋深まる

  • 2023年10月17日
  • tenki.jp

東海地方は、この先も秋晴れの日が多いものの、寒暖差に注意が必要です。今週末は一時的な寒気の流れ込みで、一気に秋が深まるでしょう。標高の高い所では、紅葉の色づきが進みそうです。

2週間天気前半:18日(水)〜24日(火)

今週は、19日(木)頃まで広く秋晴れが続くでしょう。20日(金)は天気は下り坂で、次第に湿った空気が入り、また、寒冷前線が近づき、東海地方を通過する見込みです。岐阜県など北の地域ほど影響を受けやすく、雨の降る所がある見込みです。この前線通過後は、一時的に冬型の気圧配置となり、この時期としては強い寒気が流れ込むでしょう。11月下旬並みの寒気で、今週末はグッと気温が下がる見込みです。特に、21日(土)は晴れても風が強く、体感的には気温以上に肌寒く感じられ、地域によっては日中も羽織るものが必要となりそうです。また、山間部ではこれまでよりも冷え込む日が増え、紅葉は更に進むでしょう。

紅葉が進む気象条件

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紅葉の色づきは気象条件と、葉の中にある色素が深く関わっています。葉を紅く染めるアントシアニンという赤い色素の割合が増えるには、適度な寒さが必要だからです。

紅葉は1日の最低気温が8℃を下回ると進み、最低気温が8℃を下回るようになって約3週間できれいに色づくといわれています。

紅葉の名所と呼ばれるような場所は、一般的に標高の高い場所に位置していることが多いですが、標高が高くなるほど気温が低く、100メートルごとに気温が約0.6℃下がります。このため、山では平地よりも早い時期から紅葉が進みます。

名古屋の紅葉はいつ頃?

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名古屋地方気象台が行っている生物季節観測によりますと、名古屋市(千種区)のいちょうの黄葉の平年日は11月18日、いろはかえでの紅葉の平年日は11月28日です。名古屋市などの市街地では、最低気温が二桁の日がまだしばらく続きますので、本格的に色づき始めるのはもう少し先となりそうです。
東海地方の標高の高い所では、すでに見頃となっていたり、色づき始めの所もあります。東海地方の紅葉見頃情報 2023を、秋のお出掛けに是非お役立てください。行き先の天気と気温のチェックも忘れないようにしましょう。

2週間天気後半:25日(水)〜30日(月)

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25日(水)以降も秋晴れの日が多く、お散歩日和、布団干し日和が続く見込みです。10月最後の週末は、湿った空気や本州の南海上の気圧の谷の影響を受ける可能性があり、変わりやすい天気となりそうです。
最高気温は25℃近くまで上がる日もあり、半袖がまだまだ活躍するでしょう。引き続き、調節しやすい服装を心がけてください。

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