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上空に寒気 北陸周辺で雷雲発達 今夜遅くまで落雷・突風・ひょう・急な強い雨に注意

  • 2023年10月15日
  • tenki.jp

きょう15日は、上空約5500メートルにマイナス18℃以下の寒気を伴った気圧の谷の影響で、北陸を中心に大気の状態が非常に不安定となっています。今夜遅くにかけて、落雷や竜巻などの激しい突風、ひょう、急な強い雨に注意が必要です。

北陸周辺に雷雲 落雷も発生

きょう15日は、上空約5500メートルにマイナス18℃以下の寒気を伴った気圧の谷の影響で、北陸を中心に日本海側では大気の状態が非常に不安定となっています。

14時現在、北陸周辺には発達した雨雲や雷雲がかかり、落雷も多数発生しています。1時間に福井県坂井市三国では19.5ミリ(12時27分まで)のザーザー降りの雨が降りました。

今夜遅くにかけて大気の状態が非常に不安定

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上空に寒気を伴った気圧の谷は北陸付近を通過するでしょう。北陸周辺では今夜遅くにかけて、大気の非常に不安定な状態が続く予想です。発雷確率も高くなっています。

このあとも所々で雨雲や雷雲が発達するでしょう。落雷や竜巻などの激しい突風、急な強い雨に注意が必要です。ひょうの降る可能性もありますので、農作物等の管理にもご注意ください。

雷雲が近づくサイン その時どうする?

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外にいる時、雷雲が近づいているかどうか、誰にでも簡単にわかる方法があります。雷雲が近づくサインは3つ。「真っ黒い雲が近づく」「ゴロゴロと雷の音が聞こえる」「急に冷たい風が吹く」です。このような変化を感じたら、まもなく激しい雨が降ったり、雷が鳴ったりする恐れがありますので、すぐに安全な所へ避難してください。

雷雲が近づく時、避難する場所は、近くのしっかりした建物や、車の中が良いでしょう。木の下での雨宿りは、木に落ちた雷が人に飛び移ることがあるので、危険です。万が一、周囲に避難する場所がない時は、両足をそろえて、頭を下げてしゃがみ、両手で耳をふさぎましょう。

単独の雷雲による激しい現象は、30分から1時間程度で弱まることが多いです。スマホなどで雨雲レーダーをチェックするなど、最新の情報を確認しながら、安全な場所で雷雲が過ぎるのを待ちましょう。

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