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今夜は関東など雷雨 あす広く秋晴れ 寒暖差注意 台風15号非常に強い勢力に発達へ

  • 2023年10月10日
  • tenki.jp

今夜は、関東、北陸、東北は激しい雨や落雷、竜巻などの激しい突風に注意。あす11日は、日中は広く秋晴れ。朝はけさよりも冷える所が多いですが、日中は関東以西は夏日の所が多く、寒暖差が大きい見込み。台風15号はあす11日「非常に強い」勢力に発達。12日〜小笠原近海へ。

今夜にかけて 関東・北陸・東北 局地的な激しい雨や雷雨の恐れ

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きょう10日、日本の東を前線を伴った低気圧が発達しながら北東へ進んでいます。また、日本海を寒気を伴った気圧の谷が東へ進んでいます。
東北や北陸、関東の上空には寒気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定となっています。

午後5時現在、関東や北陸、東北を中心に雨雲がかかり、特に関東付近で雨雲が発達しています。東京都心も午後4時30分頃から、急に雨がザっと強まりました。午後5時20分までの1時間降水量の最大値は、新潟県新発田市の赤谷で24.5ミリ(午後3時39分まで)、茨城県小美玉市で21.5ミリ(午後5時20分まで)を観測するなど、どしゃ降りの雨が降りました。

今夜にかけて、関東や北陸、東北では、局地的な激しい雨や落雷、竜巻などの突風の恐れがあります。発達した積乱雲が近づいている兆しがある際には、早めに頑丈な建物に移動するようにしてください。

あす11日 広く秋晴れ 寒暖差大きく 関東は夜は一部で雨

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あす11日は、はじめは西高東低の気圧配置となりますが、次第に広く高気圧に覆われるでしょう。

沖縄は晴れますが、午後はにわか雨があるでしょう。九州から東海は朝は日本海側で雨の所もありますが、日中はカラッとした秋晴れとなりそうです。北陸もはじめ雲が多いものの、次第に晴れて、天気は回復に向かいそうです。

関東は晴れますが、夜は一部で雨がぱらつくでしょう。きょう10日ほど広い範囲ではなく、強まることもなさそうですが、お帰りの遅くなる方はにわか雨にご注意ください。東北や北海道は安定した晴れの天気になりそうです。

朝はけさよりも冷える所が多いでしょう。北日本や東日本の内陸部では一桁まで下がる所があり、長野県や北海道には「霜注意報」の発表されている所があります。標高の高い所など、農作物に霜が降りるような冷え込みとなりますので、十分ご注意ください。

日中は、関東から九州は26℃前後まで上がり、夏日になる所が多いでしょう。東北は21℃くらいで快適な陽気です。北海道は20℃に届かず、秋らしい気温になるでしょう。各地とも朝晩と日中の気温差が大きくなりますので、調節しやすい服装でお出かけください。

台風15号 あす11日「非常に強い」勢力に発達 12日〜13日「非常に強い」で小笠原近海へ 高波警戒

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きょう10日(火)午後3時現在、「大型」で「強い」台風15号は、マリアナ諸島を時速20キロで西北西へ進んでいます。海面水温の高い領域を北上し、あす11日(水)には「非常に強い」勢力に発達するでしょう。「非常に強い」とは、台風のランクの中で上から2番目の強さです。

12日(木)〜13日(金)には「非常に強い」勢力を保ったまま小笠原近海に進む見込みです。14日(土)には「非常に強い」勢力を保ったまま、日本の東へ進み、15日(日)には日本のはるか東で温帯低気圧に変わる見込みです。

台風15号の接近に伴って、小笠原諸島では次第に荒れた天気になるでしょう。
あさって12日(木)には、北東の風が次第に強まり、波は次第に高くなり、13日(金)頃には、うねりを伴った大しけとなる見込みです。
小笠原諸島では波浪警報が発表される可能性が、12日(木)は「中」、13日(金)は「高」となっています。高波に注意、警戒し、台風の迫る中、むやみに海岸付近には近づかないでください。
13日(金)にかけて、雨風ともに強まり、荒れた天気になるでしょう。また、強い風やうねりを伴った大しけは、14日頃にかけて続く可能性があります。最新の情報を確認の上、安全に行動してください。

台風15号は小笠原近海へ進んだ後、北東に進み、陸地からは次第に離れる見込みです。ただ、関東など太平洋沿岸では今週後半は、台風のうねりが届き、波が高くなることが考えられます。高波に注意し、今後の情報にご注意ください。

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