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あす11日以降 広く秋晴れ 朝晩と日中との気温差大 空気カラリ 感染症にも注意を

  • 2023年10月10日
  • tenki.jp

この先1週間は全国的に晴れる日が多く、穏やかな秋晴れの日も。一日の中での気温差が大きく、服装選びは慎重に。カラッとした空気に包まれるため、喉のケアをするなど感染症にも気をつけて。

あす11日以降 広く晴天 朝晩と日中との気温差 10℃以上も

あす11日(水)は、日本海側を中心に所々で雨が降るものの、広く晴れる見込みです。この先1週間で、全国的に穏やかに晴れるのは12日(木)〜13日(金)にかけてとなるでしょう。さわやかな秋晴れの日は、スポーツにレジャーにと快適な陽気ですが、「朝晩と日中との気温差」「空気の乾燥」に注意が必要です。

きょう10日(火)の関東は天気が回復して、東京都心の最高気温(午後3時まで)は26.6℃。きのう9日(月)の日中は15〜16℃くらいで経過したため、大幅に高くなりました。あす11日(水)以降も、九州から関東では最高気温が25℃以上の夏日の所があり、少し動くと暑さを感じるくらいでしょう。北陸や東北では22℃前後の日が多く、快適な陽気です。

一方、最低気温は九州から関東で15℃前後、東北は10℃以下の日もあり、朝晩と日中との気温差が大きくなるでしょう。札幌はひとケタの日が増えてきて、市街地でも紅葉の色づきが進みそうです。16日(月)から17日(火)は気圧の谷の影響で雨の降る所があり、この雨を境にまた秋が深まるでしょう。

12日頃にかけて 秋のカラッとした空気に包まれる

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上の図は上空1500メートル付近の湿り具合(水蒸気の潜熱を考慮したもの)を表したもので、数字が大きいほど「湿った空気」、数字が小さいほど「乾いた空気」です。

12日(木)の日中は九州から北海道まで、秋のカラッとした空気が流れ込むでしょう。12日(木)の最小湿度(一日の中で最も低い湿度)は40%前後の所が多く、中国地方や四国など20%台まで下がる所がありそうです。気象庁では、乾燥した空気の目安は、湿度がおよそ50パーセント未満の状態としています。

秋晴れが続くと、空気の乾燥も進んできます。乾燥による喉の違和感や、肌の変化を感じることがあるかもしれません。インフルエンザが9月に入ってから急拡大しています。感染症対策のためにも、喉の保湿やうがいなど、対策を心がけてください。

朝晩・日中で装いに変化を 服装指数を参考に

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服装指数は、予想気温からどのような服装が適しているか提案するものです。

北海道では、朝晩は「トレンチコート」などが必要なくらいです。東北も、朝晩は厚手の上着が必要な日もありますが、日中は「長袖シャツ」や「薄手のジャケット」でちょうど良いでしょう。関東から九州は、「半袖とカーディガン・ジャケット」の重ね着など、調節しやすい服装がおすすめです。沖縄は、日中の時間帯の外出なら「半袖」で過ごせるでしょう。

人によって暑さや寒さの感じ方が異なるため、服装選びの参考にしてください。

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