きょう9日(月:スポーツの日)は、九州南部や四国は昼頃まで、近畿から東北南部は夜にかけて断続的に雨が降るでしょう。関東では沿岸部を中心に雷を伴って激しい雨が降り、大雨となる所もありそうです。最高気温は関東や東北南部で11月並みと、寒いくらいとなるでしょう。
きょう9日(月:スポーツの日)は、前線が西日本から東日本の南に延びています。前線上の低気圧が九州の南から四国沖へ進み、次第に不明瞭になりますが、関東沖の前線上に新たな低気圧が発生するでしょう。
九州北部や中国地方は雲が多く、朝まで所々で雨が降りそうです。九州南部や四国は昼頃まで雨が降ったりやんだりするでしょう。種子島・屋久島地方では局地的に雷を伴った非常に激しい雨や激しい雨が降り、さらに雨量が増える恐れがあります。土砂災害に厳重に警戒してください。
近畿から東北南部は夜にかけて、断続的に雨が降りそうです。特に、関東では沿岸部を中心に雷を伴って、激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒が必要です。車でお出かけされる方もいらっしゃると思いますが、アンダーパスなど低い道路の冠水にもご注意ください。
東北北部は早い所では昼頃から雨が降り、夜は雨のエリアが広がるでしょう。北海道は日中はおおむね晴れて、お出かけ日和になる見込みです。夜遅くなると所々で雨が降るでしょう。沖縄も日中は晴れ間がでますが、夜は雨の降る所がありそうです。
最高気温は、九州から近畿にかけては26℃前後まで上がり、昨日より5℃くらい高い所が多いでしょう。
一方、東海や北陸はきのうと同じか低く、平年を下回りそうです。関東は20℃に届かず、11月上旬から中旬並みでしょう。東京都心は17℃と昨日より5℃ほど低くなりそうです。北よりの風が強まり、寒いくらいでしょう。風を通しにくい上着があると良さそうです。東北南部も17℃くらいで、昨日より5℃くらい低く、11月上旬並みでしょう。暖かくしてお過ごしください。
東北北部は22℃前後と平年並み、北海道は20℃ほどと平年よりやや高い所が多くなりそうです。
季節の変わり目で、気温の変化が大きくなっています。体調を崩さないよう、服装で上手に調節してください。
激しい雨は、1時間雨量が30ミリ以上〜50ミリ未満の雨を表しています。これは、バケツをひっくり返したように降るイメージです。また、傘をさしていてもぬれるレベルで、木造住宅の屋内では、寝ている人の半数くらいが雨に気づくほどです。外では道路が川のようになり、高速道路を走る車は、タイヤと路面の間に水の膜ができて、ブレーキがきかなくなる「ハイドロプレーニング現象」が起こるおそれがあります。
激しい雨が降ると予想される所では、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に十分ご注意ください。
