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台風15号 非常に強い勢力で小笠原諸島へ接近 高波と暴風に警戒 本州への影響は?

  • 2023年10月8日
  • tenki.jp

きのう7日(土)に発生した台風15号は、トラック諸島近海を西よりに進んでいます。今後は発達しながら進路を次第に北よりにかえて小笠原諸島に接近する見込みです。高波や暴風の恐れもありますので、早めに台風への備えを進めてください。

非常に強い勢力で小笠原諸島へ接近

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台風15号はきのう7日(土)午後3時に発生しました。きょう8日(日)午前9時現在、トラック諸島近海を西にゆっくり(時速9キロ以下)進んでいます。

今後この台風は発達しながら進み、ランクとしては上から2番目の「非常に強い」勢力になる見込みです。また、次第に北よりに進路を変えて、小笠原諸島に近づくでしょう。13日(金)ごろにはかなり近づき、高波や暴風の恐れもあります。接近する前から海上では波が高くなり影響があるでしょう。なるべく早く台風への備えを進めるようにしてください。

その先ですが、気圧配置や海外の予測などを見ても東に進路を変える予想が多く、本州に接近する可能性は低いとみられます。ただ、台風周辺の湿った空気が、本州付近に延びる前線や低気圧に影響を及ぼす可能性はあります。今後の情報にご注意ください。

台風が近づく前の対策 高波や高潮に備えて

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沿岸部では、台風による高波や高潮の恐れがありますので、次の3つのことに注意しながら、備えることが必要です。

1つめは、何より、高波や高潮の恐れがある海岸周辺には、近づかないようにしましょう。海や船の様子が心配でも、見に行くのは、絶対に止めてください。

2つめは、大潮の時期や満潮時刻を確認しておきましょう。台風による高波や高潮が、満潮時刻と重なると、海岸周辺の道路の冠水や浸水など、被害が大きくなる恐れがあります。

3つめは、安全に行動できるうちに、避難(移動)しましょう。波しぶきが護岸設備を越えて、海沿いの道路に押し寄せると、冠水して通行が危険になる恐れがあります。通行止めや速度規制などの交通情報は、こまめに確認して、早めに避難してください。

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