台風15号はきょう11日(水)午前3時、大型で「強い」から、大型で「非常に強い」勢力に変わりました。13日(金)には「非常に強い」勢力を保ったまま小笠原諸島の東の海上を北東へ進む見込みです。小笠原諸島では12日(木)夜からうねりを伴った大しけとなり、高波に警戒が必要です。
台風15号はきょう11日(水)午前3時、大型で「強い」から、大型で「非常に強い」勢力に変わりました。台風の強さは最大風速で決まり、「非常に強い」勢力とは、強い方から2番目のランクです。
大型で非常に強い台風15号は午前3時現在、マリアナ諸島にあって、1時間におよそ20キロの速さで北北西へ進んでいます。中心の気圧は950ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は45メートル、最大瞬間風速は60メートルです。
台風15号は、このあとも発達しながら北上し、13日(金)は「非常に強い」勢力を保ったまま小笠原諸島の東の海上を北東へ進む見込みです。
小笠原諸島では次第に風が強まり、波が高くなります。12日(木)昼過ぎからは強い風が吹いて、夜はうねりを伴い大しけとなるでしょう。
13日(金)は非常に強い風が吹いて、横なぐりの雨となる所がありそうです。海上は大しけの状態が続くでしょう。14日(土)頃にかけて高波に警戒が必要です。
<波の予想>
12日(木)に予想される波の高さは、
小笠原諸島 6メートル うねりを伴う
13日(金)に予想される波の高さは、
小笠原諸島 6から8メートル うねりを伴う
<風の予想>
12日(木)に予想される最大風速(最大瞬間風速)は、
小笠原諸島 18メートル(30メートル)
13日(金)に予想される最大風速(最大瞬間風速)は、
小笠原諸島 20から24メートル(25から35メートル)
