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厳しい残暑 名古屋では統計開始以来 最も遅い猛暑日 来週も熱中症に警戒

  • 2023年9月15日
  • tenki.jp

きょう15日(金)も、厳しい残暑が続いています。全国的に平年を上回る暑さで、甲信から東海にかけては、最高気温が35℃以上の猛暑日の所もありました。名古屋市では最高気温35、2℃を観測し、統計開始以来、最も遅い猛暑日となりました。また、来週前半にかけて厳しい暑さが続きますので、熱中症に警戒してください。

名古屋で最も遅い猛暑日

きょう15日(金)も、九州から東海の太平洋側と東北北部から北海道を中心に晴れて、暑くなりました。15時現在、全国で最も気温が高かったのは山梨県甲府市で35.4℃でした。名古屋市では35.2℃を観測し、2010年と1990年の9月12日の記録を更新して、統計開始以来、最も遅い猛暑日(最高気温35℃以上)となりました。

全国的に平年を上回る暑さで、最高気温は、札幌25.1℃、仙台30.0℃、東京都心32.8℃、新潟28.2℃、大阪34.5℃、広島31.5℃、福岡27.5℃でした。

関東では20日にかけて35℃以上の日も

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来週前半にかけても、晴れる日が多く、真夏を思わせるような暖かく湿った空気が流れ込むでしょう。全国的に厳しい残暑が続くでしょう。特に、きょう15日気象庁より関東甲信地方に「高温に関する情報」が発表されました。それによりますと、17日(日)から20日(水)にかけて、最高気温が35℃以上の所がある見込みです。

9月後半に入りますが、引き続き熱中症に警戒し、農作物の管理などにも十分に注意してください。

熱中症の応急処置

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熱中症は、できるだけ予防したいものですが、万が一、症状が疑われる場合は、次のような応急処置が必要です。

まずは、涼しい場所へ移動しましょう。冷房の効いた部屋や、屋外では風通しのよい日陰で、できるだけ早く、体を冷やしてください。
衣服を緩めて、体から熱を逃がしましょう。体温を下げるためには、冷やした水のペットボトル、氷枕などを使って、両側の首筋や、わきの下、足の付け根を冷やすと効果的に体温を下げることができます。
水分と塩分を補給しましょう。冷たい水を、自分で持って飲んでもらうと、体にこもった熱を奪うだけでなく、水分補給もできます。また、経口補水液やスポーツドリンクを飲めば、汗で失われた塩分も適切に補えます。
ただ、吐き気を訴えたり、意識がなかったりするなど、自分で水分を摂ることができない場合は、口から水分を補給するのは禁物です。すぐに病院へ運んでください。

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