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東海地方 あちらこちらで雨雲が発達中 三連休の天気は? 熱中症と天気の急変に注意

  • 2023年9月15日
  • tenki.jp

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きょう15日は、きのう14日よりも気温が上がり、名古屋など猛暑日となっている所があります。また、あちらこちらで、雨雲が発達しています。天気の急変に注意してください。

あちらこちらで雨雲が発達中

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きょう15日午後は、東海地方ではあちらこちらで雨雲が発達し、落雷も観測しています。日中気温が上がっていることや、日本海沿岸にのびる前線に向かって湿った空気が流れ込んでいる影響で、大気の状態が不安定となっています。また、地上付近で風がぶつかって、より雨雲が発達しやすい状況となっています。今晴れている所でも、今夜にかけてゲリラ豪雨に注意が必要です。

ゲリラ豪雨の前兆

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ゲリラ豪雨(局地的な大雨)の、前兆となる現象は、大きく3つ挙げられます。

① 「真っ黒な雲が近づいてきた」
ゲリラ豪雨をもたらすような、発達した積乱雲は、真っ黒に見えます。黒い雲が速いスピードで動いているように見えたり、晴れていたのに、急に空が暗くなったりするのも、ゲリラ豪雨のサインの一つです。
② 「雷の音が聞こえてきた」
ゴロゴロという音が聞こえてきたら、雷雲が近づいています。また、稲妻が見えるのも、ゲリラ豪雨のサインの一つです。
③ 「急に冷たい風が吹いてきた」
発達した積乱雲からは、雨粒とともに、冷たい風が勢いよく吹き降りてきます。風の変化にも、注意が必要です。

このような前兆を感じたら、すぐに安全な所へ避難してください。また、雷注意報が発表されている時や、天気予報で「大気の状態が不安定」、「天気が急変」という言葉を聞いた時には、ゲリラ豪雨の可能性がありますので、ご注意ください。

三連休の天気は?

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あす16日からの三連休は、夏の高気圧の勢力が強まり、広く晴れて行楽日和となるでしょう。ただ、午後は山沿いを中心に天気の急変に注意が必要です。山のレジャーにお出掛けの方は、雨雲レーダーを活用するなどして、安全に楽しむようにしてください。

三連休の中でも、特に、あす16日は湿った空気が流れ込みやすく、大気の安定度が悪くなりそうです。午後は、山沿いを中心に雨や雷雨となる所がある見込みです。17日(日)は範囲が狭くなり、山沿いのごく一部でにわか雨となるでしょう。18日(月)は、にわか雨の心配はほとんどなさそうです。
最高気温は、内陸部では35℃以上の猛暑日となる日もあり、厳しい残暑となりそうです。

きょう15日 名古屋では猛暑日の最遅記録更新

きょう9月15日、名古屋で猛暑日となったため、猛暑日の最も遅い記録を更新しました(これまでは9月12日)。この週末、更に記録が更新されるかもしれません。なお、その他の地域で、これまでに最も遅く猛暑日が観測されたのは、岐阜は9月12日、津と静岡では9月22日です。

また、名古屋の今年の猛暑日日数は、きょう15日を入れて31日です。過去もっとも猛暑日が多い年は、記録的な猛暑となった2018年の36日です。なお、1890年の統計開始以来、年間猛暑日日数が30日以上となったのは、最多の2018年の他に、2010年の30日、1995年の32日、1942年の31日の4回です。今年は過去の記録に並ぶ、厳しい暑さということが数字からも分かります。

週間天気

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連休明けもおおむね晴れの日が続き、厳しい残暑が続く見込みです。運動会の練習は、熱中症に気をつけましょう。来週の後半になると、秋雨前線が本州付近を南下し雨の降る日がありますが、前線の位置や通過の予想に幅があるため、最新の天気予報を確認するようにしてください。雨の後は、前線の北側の秋の空気に入れ替わるため、暑さは少し収まるでしょう。

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