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午後は雷雨注意 激しい雨・落雷・突風の恐れ 土砂災害などの危険度が高まる所も

  • 2023年9月13日
  • tenki.jp

きょう13日明け方までに四国や北海道で非常に激しい雨を観測した所も。晴れている所も午後は天気の急変に注意。気温の上昇とともに積乱雲が発達し、激しい雨や落雷、竜巻などの突風の恐れ。これまでに大雨が降った所では雨が降り出すと、土砂災害の危険度が再び高まる所も。

きょう13日 日本付近は気圧の谷 湿った空気が流入

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きょう13日は、日本付近は気圧の谷となり、湿った空気が流れ込んでいます。
九州から北海道にかけて範囲は狭いですが、所々で雨が降っています。

きょう13日は、高知県四万十市中村で1時間に57.0ミリ(午前3時47分まで)、北海道浦河町中杵臼では1時間に50.5ミリの非常に激しい雨を観測しました。(午前2時6分まで)

上空には寒気が残り、午後は気温の上昇とともに、大気の状態が非常に不安定となるでしょう。西日本から北日本にかけて、雷を伴った激しい雨が降り、局地的に大雨となる所がある見込みです。

また、沖縄の南には、熱帯低気圧がありますが、ゆっくり西南西へ進んでいて、日本に直接の影響はなさそうです。ただ、南西諸島では、熱帯低気圧周辺の暖かく湿った空気が流れ込みやすい状況となっています。また、小笠原諸島にも低気圧が見られますが、こちらも日本に迫るなど影響はないでしょう。

きょう13日午後 天気の急変に注意 局地的に大雨

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きょう13日午後は、九州から北海道にかけて、所々で雨や雷雨となるでしょう。
特に九州や四国、東北や北海道で激しい雨や雷雨の恐れがあります。中国地方から関東にかけても内陸部を中心に天気の急変にご注意ください。

降れば、一気に道路が冠水するような雨の降り方になりそうです。雨雲レーダーを確認しながら、行動をとるようにしてください。

大雨警報が発表される可能性については、青森県、岩手県、千葉県、長野県、長崎県で「中」と出ています。
これまでに大雨の降った所では短時間でもザっと雨が強まると、再び土砂災害などのリスクが高まることがあるため、十分な注意、警戒が必要です。

ゲリラ豪雨の前兆

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ゲリラ豪雨(局地的な大雨)の、前兆となる現象は、大きく3つ挙げられます。

①「真っ黒な雲が近づいてきた」
ゲリラ豪雨をもたらすような、発達した積乱雲は、真っ黒に見えます。黒い雲が速いスピードで動いているように見えたり、晴れていたのに、急に空が暗くなったりするのも、ゲリラ豪雨のサインの一つです。

②「雷の音が聞こえてきた」
ゴロゴロという音が聞こえてきたら、雷雲が近づいています。また、稲妻が見えるのも、ゲリラ豪雨のサインの一つです。

③「急に冷たい風が吹いてきた」
発達した積乱雲からは、雨粒とともに、冷たい風が勢いよく吹き降りてきます。風の変化にも、注意が必要です。

このような前兆を感じたら、すぐに安全な所へ避難してください。また、雷注意報が発表されている時や、天気予報で「大気の状態が不安定」、「天気が急変」という言葉を聞いた時には、ゲリラ豪雨の可能性がありますので、ご注意ください。

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