サイト内
ウェブ

北陸地方 6日に「線状降水帯」発生の可能性 災害の危険度が急激に高まることも

  • 2023年9月6日
  • tenki.jp

北陸地方では、6日午後にかけて線状降水帯が発生して大雨災害が発生する危険度が急激に高まる可能性があります。

北陸地方 6日午後にかけて「線状降水帯」発生の可能性

画像A

新潟地方気象台は6日0時30分、大雨と雷及び突風に関する北陸地方気象情報を発表しました。北陸地方では、6日午後にかけて、線状降水帯が発生して大雨災害発生の危険度が急激に高まる可能性があります。

本州付近に延びる前線に向かって、台風13号からの暖かく湿った空気が流れ込み、大気の不安定な状態が続くでしょう。そのため北陸地方や四国地方では線状降水帯が発生する可能性があります。

・雨の予想
6日に予想される1時間雨量は、いずれも多い所で、
新潟県 50ミリ
富山県、石川県、福井県 40ミリ

また、6日0時から7日0時までの24時間に予想される雨の量は、いずれも多い所で、
新潟県 200ミリ
富山県、石川県、福井県 120ミリ
となっています。

線状降水帯発生予測がでたら

画像B

線状降水帯とは、発達した雨雲が線状にどんどん発生して、数時間にわたってほぼ同じ場所を通過・停滞することで作り出される、強い雨のエリアのことです。同じような場所で顕著な大雨が続くことから、甚大な災害が発生する恐れがあります。

線状降水帯が発生するしくみ(メカニズム)の代表的なものに「バックビルディング現象」があります。これは、風上で次々と発生した雨雲が、発達しながら風に乗って同じような場所に流れ込み、線状の強雨域が形成されるものです。
※発生メカニズムに未解明な点も多く、全ての線状降水帯が同じようなメカニズムになるとは限りません。

線状降水帯が発生する時間や場所を、正確に予測するのは難しいため、いつ線状降水帯が発生しても避難できるよう、普段からの準備や心構えが必要です。事前にハザードマップにて、氾濫の恐れがある河川や、土砂災害の恐れがある所を確認しておきましょう。避難場所や避難経路を決める時に役立ちます。

あわせて読みたい

キーワードからさがす

gooIDで新規登録・ログイン

ログインして問題を解くと自然保護ポイントが
たまって環境に貢献できます。

掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。
tenki.jp