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2週間天気 9月後半にかけても最高気温30℃以上が続く 長雨や大雨にも注意

  • 2023年9月3日
  • tenki.jp

この先も最高気温35℃以上の猛暑日の所もあり、厳しい残暑はしばらく続きそうです。9月後半でも最高気温30℃以上の所が多いでしょう。熱中症には引き続き警戒してください。天気は雨の降る日が増えて、大雨の恐れもあります。

1週目(4日〜10日)雨の日が増える 熱帯低気圧の動きにも注意

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この先のポイントは「残暑」と「熱帯低気圧」です。熱帯低気圧は台風も含まれていて、きょう3日3時現在、台風11号が与那国島の南、台風12号が父島の北にあります。また、今後も日本の南には熱帯低気圧が発生しやすい状況が続き、日本付近に近づく可能性もあります。では、詳しく見ていきましょう。

あす4日(月)は、北海道や東北、関東、東海は気圧の谷や台風12号から変わる熱帯低気圧周辺の湿った空気の影響で雨が降りそうです。雷雨や激しい雨が降る所もあるでしょう。熱帯低気圧に衰えても油断は禁物です。熱帯低気圧本体は九州南部に近づく見込みで、熱帯由来の暖かく湿った空気が流れ込み、雨や風が強まるでしょう。土砂災害や低い土地への浸水、川の増水や氾濫に注意が必要です。

5日(火)〜6日(水)は、東北から日本海に延びる秋雨前線が南下するでしょう。5日(火)は広く晴れますが6日(水)は、東北から九州で雨の降る所が多くなりそうです。前線に向かって湿った空気が流れ込み、大気の状態が不安定になるでしょう。カミナリを伴った激しい雨の所がありそうです。大雨の恐れもありますので、ご注意ください。

7日(木)〜10日(日)にかけても、湿った空気の影響を受けやすいでしょう。東北から東海にかけては曇りや雨の日が多くなりそうです。北海道や近畿〜九州は傘マークはありませんが、にわか雨に注意してください。また、複数ある予報の一つには熱帯低気圧が本州付近に近づくものもあります。今後の情報にご注意ください。

気温は全国的に平年並みか高い予想です。関東から九州にかけては、連日のように最高気温が30℃を超えて、35℃以上の所もあるでしょう。湿度は高く蒸し暑くなりそうです。引き続き熱中症に警戒してください。

2週目(11日〜16日)終わりの見えない残暑 熱中症に警戒

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11日(月)以降も厳しい残暑に終わりが見えないでしょう。最低気温、最高気温ともに、平年を上回る所が多い予想です。平年ですと、朝晩は過ごしやすくなり、地域によっては上着も必要になるころですが、今年は関東から九州にかけては、熱帯夜の日もあるでしょう。日中の気温も引き続き、30℃以上の日が多くなる予想です。運動会の練習など屋外での運動や農作業に忙しくなる方もいると思います。こまめな水分補給や休憩など、熱中症対策も万全にして、行うようにしましょう。

天気は、東北〜東海にかけては、秋雨前線や湿った空気の影響が続き、曇りや雨の日が多くなる見込みです。前線の位置によっては、長く続く雨や大雨になる恐れもありますので注意が必要です。北海道と近畿〜九州、沖縄は晴れる日が多いものの、にわか雨の所はありそうです。こちらは天気の急変にご注意ください。

熱中症を引き起こす条件

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熱中症は、誰でも発症するおそれがあり、引き起こす条件は、大きく3つ挙げられます。

1つめは「環境による条件」です。その日の気温が高いだけでなく、急に暑くなった日や、熱波の襲来も危険です。また、湿度が高い、風が弱い、日差しが強いといった気象条件も、熱中症を引き起こします。締め切った室内や、エアコンがない所といった環境も、熱中症には特に注意が必要です。

2つめは「体による条件」です。高齢者や乳幼児、体に障害がある方は、周りの方が特に気をつけてあげてください。肥満や持病(糖尿病、心臓病、精神疾患など)のある方も、熱中症にかかるリスクが高まります。低栄養状態、脱水状態の方は、体にこもった熱を、効率良く体の外へ逃がせなくなるおそれがあります。二日酔いや寝不足などの体調不良でも、熱中症にかかりやすくなってしまいますので、ご注意ください。

3つめは「行動による条件」です。激しい運動をしたり、慣れない運動をしたりすると、体内で熱が発生しますが、その熱が体の中にこもったままだと、熱中症にかかりやすくなります。長い時間の屋外作業や、水分補給がしにくい状況も、熱中症を引き起こす原因になりますので、十分お気を付けください。

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