サイト内
ウェブ

止まらない猛暑 新潟県など体温超えも 都心で猛暑日迫る 暑さ疲労による熱中症警戒

  • 2023年8月30日
  • tenki.jp

8月が終わり近づいても、まだ猛暑が止まりません。きょう30日も各地で厳しい残暑となっていて、新潟県や山形県では37℃を超える危険な暑さも。東京都心は午後1時までに34.6℃まで上がり、猛暑日に迫る暑さです。長引く猛暑で疲労を感じている方ほど、熱中症に警戒を。

きょう30日も止まらない残暑 新潟県や山形県で体温超え 都心も35℃に迫る

今年の暑さは8月が終わり近づいても、猛暑はまだ止まりません。
きょう30日も九州から東北にかけて、各地で厳しい残暑となっています。

午後1時までの最高気温は、新潟県新潟市秋葉区で37.7℃、山形県酒田市で37.3℃、新潟県阿賀町津川と長岡市で37.1℃など、日本海側ではフェーン現象も加わり、体温を上回る危険な暑さになっている所もあります。

また、秋田市では36.2℃に達し、今年12回目の猛暑日となりました。秋田市では年間の猛暑日最多記録を更新中し続けています。
東京都心は34.6℃まで上がり、うだるような暑さです。きょう猛暑日となれば今年23回目となり、年間猛暑日の最多記録をまた更新することになります。九州から東北の広い範囲で平年を大幅に上回る、厳しい暑さです。
このあとも熱中症に気をつけて、お過ごしください。

台風北上によって猛烈な暑さが続く所も

画像B

この先の週間予報を見ると、週の前半は沖縄で傘マークが並び、週の後半は北海道から九州で傘マークが目立っています。

今、日本の南には、台風9号と台風11号があり、次に台風12号になると予想される熱帯低気圧があります。
沖縄は週末にかけて雨が続き、特に9月1日は台風11号が強い勢力で接近する恐れがあり、雨や風が強まって大荒れの天気になるでしょう。

東北から九州にかけては週末まで晴れる所が多く、最高気温は35℃前後で、猛暑が続く見込みです。
週明けは、次に発生する台風12号の進路によっては、本州でも雨が降りやすくなり、いったん厳しい暑さがおさまる所もあるでしょう。

ただ、暑さがおさまっても一時的とみられます。新潟など日本海側は35℃以上の猛暑日が続く見込みです。
暑さは日中だけでなく夜間も続くため、9月に入っても時間帯を問わず、熱中症に注意して対策を行ってください。

この夏の熱中症搬送人員 昨年に比べ13000人を超える

画像C

総務省消防庁が発表している熱中症搬送人員によりますと、今年5月1日〜8月27日は速報値で78659人となり、昨年の同時期の確定値65185人に比べて、13000人以上も増えています。

また、この夏は北日本でも記録的な暑さとなっていて、昨年よりも大幅に増えたのが北海道で、昨年は1039人だったのが、今年は3058人となり約3倍近くにのぼりました。

まだまだ厳しい残暑が続きます。猛烈な暑さが長続きすることで、なかなかぐっすり眠れず睡眠不足という方もいらっしゃるかもしれませんが、体調を整えることも熱中症対策につながります。

9月が始まると、屋外で活動する機会が増えるかもしれませんが、今年は異常な暑さとなっています。
まだ真夏と同様の暑さが続くため、油断せずに熱中症に十分警戒してください。

あわせて読みたい

キーワードからさがす

gooIDで新規登録・ログイン

ログインして問題を解くと自然保護ポイントが
たまって環境に貢献できます。

掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。
tenki.jp