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午前中は九州で局地的大雨 少しの雨でも土砂災害警戒 午後は東・北日本も雷雨の恐れ

  • 2023年8月18日
  • tenki.jp

きょう18日は九州や四国に活発な雨雲がかかり、宮崎県では猛烈な雨を観測。これまでの大雨で地盤が緩んでいる所があるため、少しの雨でも土砂災害に警戒が必要です。きょう18日午後は、晴れている東海や関東、東北も天気急変の恐れ。局地的な大雨や落雷、突風に注意を。

宮崎県には一時土砂災害警戒情報発表も

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きょう18日は東シナ海にある低気圧から湿った空気が流れ込んでいる影響で、九州や四国に活発な雨雲がかかりやすい状態が続きました。
宮崎県都農町では午前8時前までの1時間に86.0ミリの猛烈な雨が降り、統計開始以来1位の値を更新。その後も、活発な雨雲が停滞したため、午前11時40分までの6時間降水量は133.5ミリに達しました。(8月として1位の値を更新)

宮崎県に発表されていた土砂災害警戒情報は、午後1時30分過ぎに解除されましたが、引き続き、大雨警報が発表中です。これまでの大雨で地盤が緩んでいる所があるため、少しの雨でも土砂災害に警戒が必要です。

他の地域でも、活発な雨雲が少しでも停滞すると、土砂災害や洪水による災害発生の危険度が、急激に高まることがあります。
雨雲レーダーをこまめに確認するなど、突然の大雨に注意をして、お過ごしください。

きょう18日午後は関東や東北でも発雷確率高く 雷雨注意

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きょう18日は、晴れている東海や関東、東北も天気急変の恐れがあります。
午後6時の発雷確率を見ると、関東の内陸部や東北で60%以上の予想も出ています。

空が急に暗くなってきたり、急に冷たい風が吹いたり、大粒の雨が降る、雷の音が聞こえるなど、積乱雲が近づく兆しがある際には、早めに頑丈な建物に移動するようにしてください。

あす19日も、晴れていても、局地的な大雨や落雷、突風の恐れがあるため注意が必要です。

雷雲が近づくサイン その時どうする?

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外にいる時、雷雲が近づいているかどうか、誰にでも簡単にわかる方法があります。雷雲が近づくサインは3つ。「真っ黒い雲が近づく」「ゴロゴロと雷の音が聞こえる」「急に冷たい風が吹く」です。このような変化を感じたら、まもなく激しい雨が降ったり、雷が鳴ったりする恐れがありますので、すぐに安全な所へ避難してください。

雷雲が近づく時、避難する場所は、近くのしっかりした建物や、車の中が良いでしょう。木の下での雨宿りは、木に落ちた雷が人に飛び移ることがあるので、危険です。万が一、周囲に避難する場所がない時は、両足をそろえて、頭を下げてしゃがみ、両手で耳をふさぎましょう。

単独の雷雲による激しい現象は、30分から1時間程度で弱まることが多いです。スマホなどで雨雲レーダーをチェックするなど、最新の情報を確認しながら、安全な場所で雷雲が過ぎるのを待ちましょう。

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