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1日で8月の3倍近い記録的大雨 鳥取県や岡山県北部は地盤が緩む 雨や雷雨に注意

  • 2023年8月16日
  • tenki.jp

鳥取県や岡山県北部は、たった1日で8月ひと月分の2〜3倍の大雨が降り、河川の越水、道路の崩落や浸水が相次ぎました。このあとも数日は雨が降ったりやんだりでしょう。土壌に含まれている水分量が多く、少しの雨でも土砂災害に警戒が必要です。

記録的な大雨

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鳥取県や岡山県北部では8月の降水量1月分を大きく上回る雨が、たった一日で降りました。

16日10時20分までの48時間降水量の日最大値は、
鳥取県鹿野 490.0mm(8月降水量 平年値:199.9mm)
鳥取県佐治 519.5mm(8月降水量 平年値:176.3mm)
鳥取県智頭 317.5mm(8月降水量 平年値:172.8mm)
岡山県恩原 540.5mm(8月降水量 平年値:198.0mm)
となり、8月ひと月分の降水量の2倍の降水量となり、岡山県恩原では3倍近くになっています。

この先も湿った空気の影響を受ける

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中国地方は19日(土)にかけて、湿った空気の影響を受ける見込みです。雨が降ったりやんだりで、一時的に雷を伴い雨脚の強まる所があるでしょう。
記録的な大雨で地盤が緩んでいるため、少しの雨でも土砂災害に注意、警戒が必要です。

20日(日)からは大体晴れて 残暑が厳しい

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20日(日)ごろからは高気圧に覆われて、大体晴れる見込みです。午後は夕立の可能性があります。
最高気温は35℃くらいになり、残暑が厳しいでしょう。復旧作業などされる際は、万全な熱中症対策を行ってください。

土砂災害の前兆

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これまでの雨で地盤が緩んでいるため、少しの雨でも土砂災害に注意が必要です。
斜面のひび割れや異様な音、におい、湧き水が止まっていたり、濁った水が吹き出していたら、それは土砂災害の前兆です。危険な場所から離れて安全を確保するようにしてください。

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