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きょう10日 西日本は台風6号の影響が続く 北陸や東北は体温超えの危険な暑さ

  • 2023年8月10日
  • tenki.jp

きょう10日は、台風6号が九州から次第に離れますが、西日本は午前を中心に滝のような「非常に激しい雨」も。全国的に蒸し暑く、北陸や東北の日本海側では体温超えるような危険な暑さが続きそう。熱中症対策を万全に。

台風6号の影響続く 局地的に非常に激しい雨

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きょう10日は、台風6号は対馬海峡を北上し、朝鮮半島に上陸する予想です。台風が離れていくものの、暖かく湿った空気が流れ込むため、断続的に発達した雨雲がかかるでしょう。昼頃までは九州や四国を中心に、滝のような「非常に激しい雨」の降る所がありそうです。

また九州北部と四国では非常に強い風が吹き、九州北部はうねりを伴った大しけとなる所があるでしょう。

西日本では、土砂災害や低い土地の浸水、川の増水や氾濫に厳重に警戒し、暴風や高波に警戒してください。

晴れる所も所々で雨

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東海や関東甲信は、晴れ間があっても所々で雨が降るでしょう。天気の急変にご注意ください。紀伊半島の南東側にあたる三重県では、朝まで激しい雨が降りそうです。また台風7号が近づく小笠原諸島は、非常に強い風が吹き、うねりを伴って大しけとなるでしょう。

北陸や東北は、広い範囲で晴れる見込みです。朝までは太平洋側でにわか雨の所がありますが、日中は強い日差しが照りつけるでしょう。

北海道は前線の影響で雲が多く、北部を中心に雨や雷雨になる所がありそうです。

北陸や東北 体温超えの危険な暑さ

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きょう10日も全国的に蒸し暑さが続くでしょう。

最高気温が35℃以上の猛暑日になる所は、近畿や東海、北陸や東北が中心で、きょうも日本海側ほど気温が高くなりそうです。北陸や東北の日本海側は、体温を超えるような危険な暑さが続くでしょう。関東はきのうより高い所が多く、35℃くらいまで上がる所がありそうです。

熱中症警戒アラートが、沖縄県の八重山地方や九州から東北、北海道の渡島・檜山地方の広い範囲に発表されています。熱中症の危険度が極めて高い気象状況になるでしょう。

熱中症警戒アラート発表時 とるべき行動は

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熱中症警戒アラートが発表された所では、熱中症にかからないよう、積極的にとるべき行動が5つあります。

①外出はできるだけ控え、暑さを避けましょう。熱中症を予防するためには、暑さを避けることが、最も重要です。不要不急の外出は、できるだけ避けてください。屋内では昼夜を問わず、エアコンなどを使用して、部屋の温度を調整しましょう。
②屋外や、エアコンが設置されていない屋内での運動は、外での運動は、原則、中止や延期をしましょう。
③普段以上に、熱中症予防行動を実践しましょう。のどが渇く前に、こまめに水分を補給したり、なるべく涼しい服装を心がけたりしてください。
④熱中症のリスクが高い方に、声かけをしましょう。高齢者や子ども、持病のある方、肥満の方、障害のある方などは、熱中症にかかりやすいため、「夜間でもエアコンを使う」「こまめな水分補給を心掛ける」など、周りの方が声をかけてください。
⑤暑さ指数(WBGT)を確認しましょう。暑さ指数は、時間帯や場所によって、大きく異なります。環境省熱中症予防情報サイトなどで確認して、暑さ指数を行動の目安にしてください。

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