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台風6号北上 九州など過去最大の大雨警戒 北陸など猛暑 三連休は別の熱帯低気圧も

  • 2023年8月6日
  • tenki.jp

台風6号は今後北上して西日本に近づく予想です。台風が近づく前や、離れた地域でも大雨となるおそれがあり、今後の台風や大雨情報に注意が必要です。

台風は西日本上陸のおそれ

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台風6号は奄美地方に最接近していて、このあと次第に進路を北寄りに変える予想です。今後、勢力を強めながら九州方面に向かう見込みで、8日(火)以降、西日本にかなり接近・上陸するおそれがあります。

沖縄や奄美だけでなく、九州は南部を中心に大荒れとなる可能性があり、大雨や暴風、高波などに厳重に警戒して下さい。

台風の進む速度が遅く、台風本体または周辺の湿った空気に伴う雨雲がかかり続けて、総雨量の多くなる地域もありそうです。また、線状降水帯が発生する可能性があり、急激に災害のリスクが高くなるおそれがあります。

台風の接近前から、台風や周辺の雨雲の様子に注意が必要です。

九州など過去最大級の大雨か

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日本気象協会はきのう5日(土)、台風6号に伴う今後の大雨の見通しを発表しました。

九州では、あさって8日(火)から10日(木)の48時間雨量の最大値が、多い所で600ミリ前後に達する予想です。2006年5月以降で最大の大雨になるおそれがあり、災害の発生する危険度が極めて高くなる可能性があります。

九州や四国といった太平洋側の地域では、台風周辺からの湿った空気の影響で、台風接近前から雨の強まる所があります。台風から離れていても、大雨への警戒を厳重になさってください。

※本情報は2023年8月5日12時時点の予測資料から作成したものです。最新の気象情報をご確認ください。

東・北日本も三連休にかけてぐずつく

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東日本は太平洋側を中心に、台風周辺からの湿った空気が流れ込むため、雨が降りやすい予想です。

局地的に大雨となるおそれがあるほか、海は少なくとも10日(木)頃にかけて、時化る見通しです。

また、週の後半になると、別の熱帯低気圧が日本の南から北上してくる予想があり、三連休の天気に影響を及ぼす可能性があります。

一方、北日本は前線の影響が続く見込みです。特に北海道はこれまでの雨で土砂災害のリスクが高くなっています。雨の降る量に関わらず注意が必要です。

雨でも気温は高い

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気温は全国的に、この先も高い予想です。あさって8日(火)は「立秋」を迎え、暦の上では秋になりますが、暑さは衰えない見込みです。

曇りや雨の日も最高気温が30℃を超え、日が差すと35℃に届く所も多く、残暑が厳しい予想です。

特に、金沢など日本海側の地域では、台風に伴う南寄りの風が山越えとなってフェーン現象が発生します。

週明け以降は日本海側各地で高温となりやすく、気温が40℃くらいまで上がる所があるため、十分な熱中症対策が欠かせません。

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