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明日3日 関東甲信や日本海側を中心に危険な暑さ 週末にかけて続く 熱中症厳重警戒

  • 2023年8月2日
  • tenki.jp

明日3日(木)も朝から真夏の日差しがジリジリと照りつけ、気温は速いペースで上がりそう。特に、関東甲信や日本海側を中心に35℃以上の猛暑日になる所も。体温以上の危険な暑さになる所もあるので、熱中症に厳重に警戒を。

明日3日(木) 体温以上の危険な暑さ

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今日2日(水)は、本州付近は太平洋高気圧に覆われて、朝から広い範囲で真夏の強い日差しが照りつけました。
暑さがいったん収まった関東甲信も今日2日は猛暑が戻り、内陸を中心に35℃を超えた所が多くなりました。また、九州北部から北陸など日本海側では、山越えの風が吹いて気温が上がる「フェーン現象」も加わって、今年一番の暑さになった所もありました。
午後4時までで全国で一番気温が高くなった所は、福井県小浜市で38.5℃でした。体温以上の危険な暑さになりました。
今夜も気温が下がりにくく、熱帯夜になる所が多いでしょう。寝ている間もエアコンを適切に使って、涼しい環境でおやすみください。

明日3日(木)も朝から灼熱の日差しが照りつけて、気温は速いペースで上がるでしょう。午前のうちから30℃を超える所もあり、通勤の時間帯も汗が噴き出るくらいです。
最高気温は九州北部から北陸では「フェーン現象」も加わって、37℃くらいまで上がる所もあるでしょう。関東甲信の内陸部も37℃、東京都心は35℃が予想され、東京都心では今年14回目の猛暑日になりそうです(これまでの東京の年間猛暑日最多日数は16日で、今年はこの記録を更新する可能性が高くなっています)。
夏休みで外に出かける機会が増えている方もいらっしゃると思いますが、できるだけ涼しい所で過ごせるよう、無理のない計画をお願いします。

週末にかけても 厳しすぎる暑さ続く

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週末にかけても35℃以上の猛暑日が続く所が多く、関東甲信の内陸や日本海側では37℃くらいまで上がる所もあるでしょう。
厳しすぎる暑さで、外で長い時間過ごすのは危険なくらいです。できるだけ冷房の効いた涼しい所で過ごすようにしましょう。やむを得ない場合は、直射日光を避け、ノドが渇く前に水分をこまめにとる、塩分も適度にとる、こまめに休憩をするなど、熱中症対策が欠かせません。

熱中症にかかりやすい条件

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熱中症は、誰でも発症するおそれがあり、引き起こす条件は、大きく3つ挙げられます。

1つめは「環境による条件」です。その日の気温が高いだけでなく、急に暑くなった日や、熱波の襲来も危険です。また、湿度が高い、風が弱い、日差しが強いといった気象条件も、熱中症を引き起こします。締め切った室内や、エアコンがない所といった環境も、熱中症には特に注意が必要です。

2つめは「体による条件」です。高齢者や乳幼児、体に障害がある方は、周りの方が特に気をつけてあげてください。肥満や持病(糖尿病、心臓病、精神疾患など)のある方も、熱中症にかかるリスクが高まります。低栄養状態、脱水状態の方は、体にこもった熱を、効率良く体の外へ逃がせなくなるおそれがあります。二日酔いや寝不足などの体調不良でも、熱中症にかかりやすくなってしまいますので、ご注意ください。

3つめは「行動による条件」です。激しい運動をしたり、慣れない運動をしたりすると、体内で熱が発生しますが、その熱が体の中にこもったままだと、熱中症にかかりやすくなります。長い時間の屋外作業や、水分補給がしにくい状況も、熱中症を引き起こす原因になりますので、十分お気を付けください。

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