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関東地方は雷雲発生中 午後も局地的な雷雨や非常に激しい雨に注意

  • 2023年8月1日
  • tenki.jp

きょう1日(火)は、関東地方は大気の状態が非常に不安定になっています。午前11時現在、茨城県を中心に活発な雷雲が発生しています。午後も変わりやすい天気が続き、局地的に雷を伴った非常に激しい雨が降ることもあるでしょう。落雷やひょう、竜巻などの激しい突風に注意してください。

午後も急な雷雨や非常に激しい雨に注意

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きょう1日(火)は、関東地方の上空には寒気が流れ込んでいて、大気の状態が非常に不安定になっています。午前11時現在、活発な雨雲が茨城県を中心に、千葉県や埼玉県、栃木県、群馬県などにかかっています。

午後も大気の不安定な状態が続く見込みです。発雷確率を見ると山沿いを中心に高くなっています。今夜にかけて、雷を伴った非常に激しい雨に注意が必要です。低い土地の浸水、土砂災害、河川の増水、落雷やひょう、竜巻などの激しい突風などにも注意してください。

ゲリラ豪雨の前兆

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ゲリラ豪雨(局地的な大雨)の、前兆となる現象は、大きく3つ挙げられます。
① 「真っ黒な雲が近づいてきた」
ゲリラ豪雨(局地的な大雨)をもたらすような、発達した積乱雲は、真っ黒に見えます。黒い雲が速いスピードで動いているように見えたり、晴れていたのに、急に空が暗くなったりするのも、ゲリラ豪雨(局地的な大雨)のサインの一つです。
② 「雷の音が聞こえてきた」
ゴロゴロという音が聞こえてきたら、雷雲が近づいています。また、稲妻が見えるのも、ゲリラ豪雨(局地的な大雨)のサインの一つです。
③ 「急に冷たい風が吹いてきた」
発達した積乱雲からは、雨粒とともに、冷たい風が勢いよく吹き降りてきます。風の変化にも、注意が必要です。

このような前兆を感じたら、すぐに安全な所へ避難してください。また、雷注意報が発表されている時や、天気予報で「大気の状態が不安定」、「天気が急変」という言葉を聞いた時には、ゲリラ豪雨(局地的な大雨)の可能性がありますので、ご注意ください。

雷雲が近づくサイン その時どうする?

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外にいる時、雷雲が近づいているかどうか、誰にでも簡単にわかる方法があります。雷雲が近づくサインは3つ。「真っ黒い雲が近づく」「ゴロゴロと雷の音が聞こえる」「急に冷たい風が吹く」です。このような変化を感じたら、まもなく激しい雨が降ったり、雷が鳴ったりする恐れがありますので、すぐに安全な所へ避難してください。

雷雲が近づく時、避難する場所は、近くのしっかりした建物や、車の中が良いでしょう。木の下での雨宿りは、木に落ちた雷が人に飛び移ることがあるので、危険です。万が一、周囲に避難する場所がない時は、両足をそろえて、頭を下げてしゃがみ、両手で耳をふさぎましょう。

単独の雷雲による激しい現象は、30分から1時間程度で弱まることが多いです。スマホなどで雨雲レーダーをチェックするなど、最新の情報を確認しながら、安全な場所で雷雲が過ぎるのを待ちましょう。

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