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2週間天気 災害級の暑さヒートアップ 40℃以上も 台風6号は沖縄に直撃の恐れ

  • 2023年7月28日
  • tenki.jp

猛烈な暑さは収まらず、この先2週間も危険な暑さが続くでしょう。猛暑が長引く予想です。熱中症に警戒を。台風6号は強い勢力で沖縄に直撃の恐れがあります。早めの台風対策をなさってください。

1週目(29日〜8月4日) 災害級の暑さ続く

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連日、危険な暑さとなっています。昨日27日、大阪府枚方市では最高気温39.8℃を観測し、今年全国で一番の暑さとなりました。枚方市として観測史上1位の値を更新しました。また、東京都心の7月の猛暑日日数は昨日までで9日となっており、7月の過去最多(これまでは2001年に記録した7日)を更新中です。きょう28日も猛暑日となる予想で、さらに猛暑日日数は増えるでしょう。

この先もしばらく太平洋高気圧の勢力は衰えず、猛暑は収まりません。本州付近はジリジリと強い日差しが照り付けて、災害級の暑さが続く見込みです。福岡市や大阪市、名古屋市、東京都心だけでなく、仙台市でも連日のように猛暑日(最高気温35℃以上)となるでしょう。東京都心の猛暑日の過去の連続記録の最長は9日間ですが、それを上回る予想です。内陸部を中心に体温超えの暑さとなり、40℃くらいまで上がる所もありそうです。危険な暑さが続きますので、熱中症に警戒してください。暑い時間帯の外出はできるだけ避けて、室内をエアコンなどで涼しくしてお過ごしください。

夜間も気温の下がり方は鈍く、寝苦しい夜が続くでしょう。夜間の熱中症にもご注意ください。

台風6号 暴風域を伴って沖縄に直撃の恐れ

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大型で強い台風5号は南シナ海から中国大陸へと進み、29日(土)までに熱帯低気圧に変わる予想です。

きょう28日(金)未明に発生した台風6号は今後、発達しながら北西へ進み、8月1日(火)には強い勢力となるでしょう。台風6号は暴風域を伴って、31日(月)から8月1日(火)頃に沖縄にかなり接近する恐れがあります。

沖縄の大東島地方は30日(日)頃から次第に暴風を伴い大しけとなるでしょう。沖縄本島地方でも31日(月)から8月1日(火)は暴風や大雨となる恐れがあります。海上は大しけとなり、高潮の恐れもあります。早めの台風対策を心がけてください。空の便などに影響がでる可能性があります。最新の台風情報、交通情報にご注意ください。奄美地方も荒れた天気になる恐れがあります。

また、西日本の太平洋側でもうねりを伴ってしける所があるでしょう。東日本の太平洋側でもうねりが入り、波が高くなる可能性があります。海水浴シーズンですが、台風から離れている地域でも海のレジャーはご注意ください。

2週目(8月5日〜10日) 猛烈な暑さが続く

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5日(土)以降も九州から東北にかけては強い日差しが照り付けるでしょう。最高気温は平年並みか高く、猛暑日(最高気温35℃以上)の続く所が多くなりそうです。ただ、8日(火)以降は九州から東海を中心に所々で雨が降るでしょう。

北海道は曇りや雨のすっきしない天気の日が多い見込みです。沖縄は雨の降る日が多いでしょう。台風シーズンが本格化していますので、今後も台風の動向にご注意ください。

高波に注意 台風が離れていても 海には近づかないで

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台風が近づくと波が高くなり、台風の中心付近では、波の高さが10メートルを超えることもあります。沿岸部では、大雨や暴風だけでなく、高波にも注意が必要です。

そこで、台風が近づいている時に、絶対にやってはいけないことは、海に近づくことです。海の様子を見に行ったり、サーフィンや釣りを楽しんだりすることは、高波にさらわれる恐れがありますので、とても危険です。

また、台風から離れていても、油断はできません。天気は穏やかなのに、台風から発生した「うねり」が届いて、急に高波が打ち寄せることもあります。波浪警報や波浪注意報が発表されている時には、むやみに海に近づかないでください。

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