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関東甲信 猛暑のち雷雨の恐れ 午後は非常に激しい雨の所も 急な大雨に事前の備えを

  • 2023年7月27日
  • tenki.jp

きょう27日も関東甲信では、朝から強い日差しで猛烈な暑さとなっています。気温の上昇とともに、大気の状態が非常に不安定となり、午後は雨雲が急発達する恐れも。長野県、山梨県、群馬県を中心に内陸部では非常に激しい雨が降る所も。天気の急変にご注意ください。

東京都心は9日目の猛暑日 7月の記録を更新中

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きょう27日も関東甲信では、朝から強い日差しで猛烈な暑さとなっています。

午前11時30分までの最高気温は、埼玉県越谷市で37.5℃まで上がり、体温を上回る暑さの所も。
東京都心では今月9日目の猛暑日となり、7月の猛暑日最多日数を更新中です。(過去の7月の猛暑日、最多日数は2001年の7日)

きょう27日もきのうに続き、内陸部を中心に最高気温が37℃から38℃くらいまで上がる所が続出しそうです。

午後から雨雲急発達 内陸部ほど非常に激しい雨の恐れ

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きょう27日、関東甲信地方には、上空に寒気が流れ込み、湿った空気も流れ込んでいます。
このため、日中の気温が上がるにつれて、大気の状態が非常に不安定となるでしょう。

内陸部を中心に発雷確率がきのうよりも高くなっています。
特に、長野県、山梨県、群馬県などでは、午後は雨雲が急発達する恐れがあり、きょう27日午後は1時間に50ミリの非常に激しい雨の降る所があるでしょう。急な大雨や落雷、突風などに十分注意をしてください。

夏休みで屋外のレジャーを楽しむ機会も多くなりますが、しばらく山沿い中心に天気が急変しやすい状況です。いざという時にすぐに避難ができるように、遊ぶ前に避難できる場所を確認して、危険を感じたら早めに安全なところに避難してください。

局地的な大雨を早めに察知

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ゲリラ豪雨(局地的な大雨)によって、危険な状態になるのは、自分のいる所に雨雲がかかる場合だけではありません。川の上流でゲリラ豪雨(局地的な大雨)が発生すると、雨が降っていない下流でも、被害が発生する恐れがあります。

上流のゲリラ豪雨(局地的な大雨)を知るポイントは3つ。

1つめは、川の水かさが急に増えること、2つめは、川の水が濁ること、3つめは、木の枝などが流されてくることです。

また、サイレンはダムを放流する合図なので、川のそばにいて、サイレンを聞いた場合も、必ず川から離れてください。

局地的大雨の前触れを知る

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ゲリラ豪雨(局地的な大雨)の、前兆となる現象は、大きく3つ挙げられます。
①「真っ黒な雲が近づいてきた」
ゲリラ豪雨(局地的な大雨)をもたらすような、発達した積乱雲は、真っ黒に見えます。黒い雲が速いスピードで動いているように見えたり、晴れていたのに、急に空が暗くなったりするのも、ゲリラ豪雨(局地的な大雨)のサインの一つです。

②「雷の音が聞こえてきた」
ゴロゴロという音が聞こえてきたら、雷雲が近づいています。また、稲妻が見えるのも、ゲリラ豪雨(局地的な大雨)のサインの一つです。

③「急に冷たい風が吹いてきた」
発達した積乱雲からは、雨粒とともに、冷たい風が勢いよく吹き降りてきます。風の変化にも、注意が必要です。

このような前兆を感じたら、すぐに安全な所へ避難してください。また、雷注意報が発表されている時や、天気予報で「大気の状態が不安定」、「天気が急変」という言葉を聞いた時には、ゲリラ豪雨(局地的な大雨)の可能性がありますので、ご注意ください。

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