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九州 体温超えの危険な暑さ 梅雨が明けても局地的大雨に注意

  • 2023年7月26日
  • tenki.jp

きょう26日、九州は猛烈な暑さが続き、内陸部は体温を超える危険な暑さになる見込みです。熱中症の危険性が極めて高くなりますので、厳重に警戒して下さい。また、午後は山沿いを中心に雨雲が急発達し、局地的な大雨のおそれがあります。天気の急な変化に気を付けてお過ごし下さい。

26日 佐賀市や久留米市、日田市は37度予想

きょう26日、九州は午前9時すぎから所々で30度を超え、気温の上がり方が早くなっています。
きょうの九州は太平洋高気圧に覆われて、各地で強い日差しが照りつけて猛烈な暑さが続くでしょう。予想最高気温は、佐賀市や福岡県久留米市、大分県日田市、熊本市は37度など、内陸部では体温を超える危険な暑さになる見込みです。
九州各地に「熱中症警戒アラート」が発表されています。熱中症の危険性が極めて高くなりますので厳重に警戒して下さい。

喉が渇く前に定期的に水分補給を行い、暑さが厳しい時間帯はなるべく外出を控え、涼しい環境で過ごすようにしましょう。特に、高齢者や子ども、持病のある方などは、熱中症にかかりやすい熱中症弱者です。周囲で声かけを行うなどして見守りましょう。

梅雨は明けても、大気不安定

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きのう25日、九州北部地方は梅雨が明けましたが、九州付近はきょう26日も不安定な天気です。強い日差しと上空の寒気で影響で、午後は山沿い中心に雨雲が急発達しやすく、一時非常に激しい雨が降り、局地的に大雨のおそれがあります。また、発達した積乱雲の下では落雷や竜巻などの激しい突風にも注意が必要です。

晴れていても、天気の急な変化にご注意下さい。急に真っ黒な雲が近づいてきたり、雷鳴がしたり、急に冷たい風が吹いてくるような時は、近くに発達した積乱雲が近づいている兆しです。このような時は、屋外での活動は早めに切り上げ、安全な場所へ移動しましょう。
きょう26日も変わりやすい天気が続きますので、空の変化に気をつけ、こまめに気象情報の確認を行いましょう。

台風の影響で、海上はうねり

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きょう26日午前9時現在、大型で非常に強い台風5号はバシー海峡を西に時速10キロで進んでいます。このあと南シナ海から大陸へ進む見込みです。
九州への直接の影響はありませんが、九州南部や大分県の海上は台風からのうねりが入ります。海水浴など海のレジャーはうねりを伴う高波にご注意下さい。

また、台風5号の東側のマリアナ諸島付近では雲がまとまり始めており、今後、新たに熱帯低気圧が発生し、さらに台風に発達する可能性があります。今後の情報にお気を付けて下さい。

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