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都心で今年2度目の猛暑日 きょうも関東や東海で危険な暑さ 災害級の猛暑に厳重警戒

  • 2023年7月12日
  • tenki.jp

きょう12日も関東甲信や東海を中心に朝から厳しい暑さに。神奈川県小田原市では午前10時前にはすでに35℃を超え、都心も今年2度目の猛暑日に。きょう12日も危険な暑さに厳重に警戒し、日中の外出はできる限り控えるなど、暑さを避ける行動が必要です。

都心で今年2度目の猛暑日 午前中から35℃以上が続出

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きょう12日は、関東甲信や東海を中心に、朝から日差しとともに、みるみる気温が上昇中です。
東京都心で午前11時10分に35.1℃まで上がり、7月10日以来、今年2度目の猛暑日となりました。

神奈川県小田原市では10時前にはすでに35℃を超え、午前11時10分までの最高気温は、東京都八王子市で37.5℃、神奈川県海老名市で36.1℃、東京都府中市で35.9℃など早い時間から猛暑日が続出しています。

関東甲信で広く35℃以上の猛暑日 暑さを避けて

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まだ気温は上昇中で、このあとは一段と暑さが厳しくなるでしょう。
きょう12日の予想最高気温は、前橋市、熊谷市、さいたま市で37℃。体温を上回るような暑さになる所も。
東京都心や宇都宮市、水戸市では36℃、甲府市で35℃、横浜市と千葉市で34℃まで上がる見込みです。

気温だけでなく、湿度も高いため、熱中症にかかるリスクが高い気象条件です。

危険な暑さに警戒し、暑さに弱いお年寄りや小さな子供には特に声を掛け合って、日中の暑い時間帯は外出を控えるなど、いつも以上に熱中症に気を付ける必要があるでしょう。
また、健康な方でも熱中症にかかることがあります。「自分は大丈夫。」と体力を過信せず、水分はこまめに補給し、涼しい場所で過ごすなど対策を行ってください。

猛烈な暑さはとどまらず、あす13日も猛暑が続くでしょう。14日、15日はいったん体に堪えるような猛暑はおさまっても、また16日以降は本格的な真夏の暑さになります。夜間も寝苦しい日が続くため、夜中でも油断せずに、暑さ対策を行ってください。

熱中症の応急処置

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ここの所の暑さで、熱中症で病院に搬送される方が相次いでいます。
熱中症は、できるだけ予防したいものですが、万が一、症状が疑われる場合は、次のような応急処置が必要です。

まずは、涼しい場所へ移動しましょう。冷房の効いた部屋や、屋外では風通しのよい日陰で、できるだけ早く、体を冷やしてください。

衣服を緩めて、体から熱を逃がしましょう。体温を下げるためには、冷やした水のペットボトル、氷枕などを使って、両側の首筋や、わきの下、足の付け根を冷やすと効果的に体温を下げることができます。

水分と塩分を補給しましょう。冷たい水を、自分で持って飲んでもらうと、体にこもった熱を奪うだけでなく、水分補給もできます。また、経口補水液やスポーツドリンクを飲めば、汗で失われた塩分も適切に補えます。

ただ、吐き気を訴えたり、意識がなかったりするなど、自分で水分を摂ることができない場合は、口から水分を補給するのは禁物です。すぐに病院へ運んでください。

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