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北陸 あすも局地的な激しい雨や雷雨に注意 12日にかけて警報級の大雨のおそれ

  • 2023年7月10日
  • tenki.jp

あす11日(火)にかけて、引き続き梅雨前線が日本海に停滞し、北陸地方では局地的に雷や突風を伴って急な激しい雨が降るおそれがあります。また、12日(水)にかけても断続的な雨が続き、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水などに注意が必要です。

富山で今年初の猛暑日

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きょうは、山陰沖から日本海を通って東北地方へのびている梅雨前線に向かって、大陸や東シナ海から暖かい空気が流れ込み、北陸地方の多くの観測地点で最高気温が30度を超える真夏日を観測しました。とくに富山市では13時10分に35.1度を観測し今年初の猛暑日となりました。
※昨年に富山市で最初に猛暑日を観測したのは、6月25日でした。

この暑さにより午後の北陸地方は、大気の状態が不安定になって、局地的に発達した雨雲が次々と発生しました。18時現在では富山県富山市に大雨警報(土砂災害)が発表されています。夜のはじめ頃までは、危険なガケなどには近寄らないなど、土砂災害に警戒してください。

あすは急な激しい雨、落雷、突風などに注意

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梅雨前線は、12日(水)にかけても日本海に停滞する見込みです。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んで、北陸地方では、大気の非常に不安定な状態が続くでしょう。

あすにかけて1時間に30ミリ以上の激しい雨が降るところがある見込みです。これはバケツをひっくり返したように降る雨で、道路が川のようになり、低い土地は浸水するおそれがあります。また、河川や用水路の増水や氾濫に注意・警戒してください。落雷や竜巻などの突風にも注意が必要です。ひょうの降るおそれもありますので、農作物の管理に注意してください。

その後12日(水)にかけても大気の不安定な状態が続き、断続的な雨となるでしょう。同じ箇所で総降水量が多くなった場合は、大雨警報(土砂災害)や土砂災害警戒情報が発表されるおそれもあります。最新の気象情報に留意しましょう。

局地的な激しい雨の前触れ

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一般にゲリラ豪雨とも呼ばれる、短時間かつ局地的に激しく降る雨には以下のような前触れがあります。

①周囲が暗くなったと感じるほどの真っ黒で厚い雲に覆われ始める
②ゴロゴロと雷の音が聞こえてきたり、ドーンと大きく聞こえるほど近くで雷が落ちる
③急に風向きが変わり冷たい風が強く吹いてくる

外出中にこれらの異変に気付いた時は、速やかに屋内に避難するのがよいでしょう。

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