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2週間天気 4日にかけ九州南部で線状降水帯発生か 8日頃〜西日本中心に大雨の恐れ

  • 2023年7月3日
  • tenki.jp

あす4日(火)の午前中にかけて、九州南部では線状降水帯が発生する可能性。引き続き、大雨災害への厳重な警戒を。8日(土)頃から、西日本を中心に大雨の恐れ。備えは早めに。

4日(火)〜10日(月) たびたび大雨に

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あす4日(火)にかけて、梅雨前線が九州南部まで南下する予想です。あす4日(火)は、九州北部では所々で雨や雷雨がありますが、日中は晴れ間も出るでしょう。一方、九州南部は午前中にかけて、線状降水帯が発生して同じような所で非常に激しい雨が降り続く可能性があります。引き続き、土砂災害や低い土地の浸水、川の増水や氾濫に厳重に警戒してください。

次に大雨に警戒が必要なのが8日(土)頃から。梅雨前線が本州の日本海側に沿うように前線が停滞するでしょう。九州から近畿を中心に広い範囲で、断続的に雨脚が強まり、大雨になる可能性があります。九州では繰り返す大雨で、災害の危険が高まる恐れがあります。また前線の位置によっては雨の降るエリアが変わることもあり、最新の情報をこまめに確認してください。

11日(火)〜16日(日) 全国的に厳しい暑さ

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13日(木)にかけては、九州で雨が降りやすいでしょう。近畿から関東、東北は晴れ間があっても、変わりやすい天気になりそうです。14日(金)以降は、九州から東北は梅雨の中休み。北海道で雨が降るでしょう。沖縄は晴れる日が多く、夏空が続きそうです。

最高気温は北日本を中心に平年より高い日が続き、全国的に厳しい暑さでしょう。東京都心でも34℃の予想の日があり、内陸部ではさらに気温が高くなりそうです。朝晩も気温が下がりにくく、夜間の気温が25℃を下回らない熱帯夜になる所もあるでしょう。熱中症対策を万全にしてお過ごしください。

大雨の備え

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梅雨の最盛期となり、たびたび大雨が予想されますが、災害による被害を少しでも小さくしたいものです。そのために、あらかじめ備えておいていただきたいことは、次の3つです。

① 避難場所や避難経路の確認をしておきましょう。いざ大雨による災害が発生すると、避難経路が通れなかったり、避難場所に行けなくなったりすることもあります。複数の避難場所や避難経路を確認しておくことが大切です。また、川や斜面の近くは通らないようにするなど、浸水や土砂災害の危険性が高い場所を避難経路に選ぶのは、避けてください。確認した避難場所や避難経路の情報は、家族で共有しておきましょう。

② 非常用品の準備をしておきましょう。非常用の持ち出し品は、リュックなど両手が使えるものに入れて、すぐに持ち出せる所においてください。避難時に履く靴は、スニーカーなど、底が厚く、歩きやすい靴を用意するのが安全です。また、水道や電気など、ライフラインが止まった時に備えて、水や食料も用意してください。

③ 側溝などの掃除をして、水はけを良くしておきましょう。砂利や落ち葉、ゴミなどが詰まっていないかも、確認しておいてください。

いずれも、大雨になる前に、なるべく早い段階で備えるよう、心がけてください。

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