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今夜遅くにかけて激しい雨 土砂災害に警戒 あす2日は天気回復 熱中症の危険高まる

  • 2023年7月1日
  • tenki.jp

きょう1日夜遅くにかけて、九州から関東では雷を伴った激しい雨が降り、大雨になる所があるでしょう。あす2日は天気が回復し、一層暑くなります。大雨の復旧作業など、熱中症に警戒が必要です。

きょう1日 記録的な大雨 夜遅くにかけても雷雨や激しい雨 大雨も

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きょう1日、梅雨前線が本州をゆっくり南下し、九州から東北南部を中心に雨が降りました。

雨は昼頃に、一旦弱まったり止んだりした所もありましたが、午後は再び、九州北部や中国地方、近畿の日本海側、北陸を中心に雨雲が発達しました。山口県下関市豊田では午後2時50分までの1時間に62.0ミリの非常に激しい雨を観測しました。

午後6時30分までの24時間降水量の日最大値は、山口県下関市豊田で283.5ミリ、山口市で289.0ミリ、大分県国東市国見で249.5ミリを観測し、いずれも統計開始以降、年間を通して1位の値を更新しました(統計開始は、下関市豊田と山口市は1976年、国東市国見は1977年)。

きょう1日夜遅くにかけて、九州から関東では、雷を伴った激しい雨が降り、大雨になる所があるでしょう。
これまでの大雨で、すでに土砂災害の危険度が高まっている所や、増水している河川があります。引き続き、土砂災害に厳重に警戒、低い土地の浸水、河川の氾濫に警戒が必要です。

予想される雨量

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あす2日午後6時までの24時間に予想される雨量は、多い所で、
九州南部          100ミリ
近畿地方           90ミリ
関東甲信地方、東海地方    80ミリ
です。

24時間の予想雨量ですが、ほとんどが、あす2日明け方までに降るでしょう。

2日 天気回復 大分県に熱中症警戒アラート 復旧作業など熱中症に警戒

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あす2日は、前線は九州付近に停滞しますが、今回の大雨の峠は過ぎ、激しい雨の恐れはなくなる見込みです。一時的な雨や雷雨があっても、中国地方、四国、近畿から北海道を中心に、日の差す所が多いでしょう。

最高気温は、九州から東北南部にかけて、30℃以上の所が多い予想です。名古屋市など35℃近くまで上がる所があるでしょう。東北北部や北海道も25℃以上の所があり、30℃くらいまで上がる所もある見込みです。

大分県には、熱中症警戒アラートが発表されています。あす2日、熱中症の危険が極めて高い気象条件になることが予想されます。今回の大雨の復旧作業など、屋外での活動は、こまめに涼しい場所で休憩をとるなど、決して無理をしないでください。水分補給は、のどが渇く前から、積極的に時間を決めて行いましょう。

なお、熱中症警戒アラートが、今年、沖縄以外で発表されたのは初めてです。

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