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関西 活発な梅雨前線が南下 あす1日にかけてさらに雨量増 災害につながる恐れも

  • 2023年6月30日
  • tenki.jp

関西では今夜からあす1日にかけて雨が一段と強まり、100ミリを超える大雨になる所もあるでしょう。滋賀県ではすでに大雨になっている所があり、これから降る大雨で、関西では広く道路の通行規制や交通機関への影響が出る可能性があります。無理な外出は避け、安全な場所で過ごすようにしてください。

関西 あす1日にかけて多い所で300ミリ近い大雨の所も

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これからあす1日にかけて、活発な梅雨前線が南下し、関西へ活発な雨雲が次々に流れ込む見込みです。特に、今夜から雨の降り方が一段と強まる予想で、あす1日にかけて激しい雨や非常に激しい雨が降り、さらに100ミリを超える雨量になる所もあるでしょう。紀伊山地沿いでは300ミリ近い大雨になる恐れもあります。滋賀県長浜市柳ケ瀬ではすでに100ミリを超える大雨になっており、滋賀県北部や京都府では土砂災害の危険度の高くなっている所があります。今後の雨で、土砂災害や河川の増水や氾濫など、災害が発生する可能性がありますので、あす1日にかけては安全な場所で過ごすようにしてください。

大雨の中 車を運転して避難する場合 注意点は

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大雨の中、避難所へ車を運転して移動する場合でも、油断はできません。注意点は2つあります。
1つめは、雨の降り方が強い時には、いつも以上に慎重な運転をすることです。1時間に20ミリ以上の雨が降ると、ワイパーを速くしても見づらくなります。さらに、1時間に30ミリ以上の雨が降る場合は、高速で走っている時にブレーキが効かなくなる「ハイドロプレーニング現象」が起こる恐れがありますので、注意が必要です。
2つめは、避難場所へ向かう道を選ぶことです。降り続いた雨によって川が増水していたり、車道が冠水していたりすることもあります。川からなるべく離れた道を選んでください。車が水に浸かると、ドアが開かなくなって車内に閉じ込められたり、車のエンジンが停止したりする恐れがあります。さらに、水深がもっと深くなったり、流れが速くなったりすると、車ごと流される場合もあります。大雨で冠水した道路は、川との境目が分かりにくいので、無理をしないで、車で避難するのをやめるのも、選択肢の一つです。

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