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2週間天気 7月スタートは西日本で大雨の恐れ 連日のように30℃以上 熱中症警戒

  • 2023年6月25日
  • tenki.jp

この先は雨の降る日が多く、大雨の恐れもあります。特に7月スタートの1日(土)は、西日本を中心に強い雨が同じような所で長い時間降り続く可能性もあります。また、連日のように30℃以上の真夏日となり、蒸し暑くなるでしょう。熱中症にも警戒が必要です。

1週目26日〜7月2日 7月早々に大雨の恐れ

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この先、注意が必要なポイントは「大雨」と「蒸し暑さ」の2つです。

沖縄付近や本州の南に停滞することが多かった、梅雨前線が北上し本州付近に延びるようになりそうです。大雨や連日のように真夏日となることもあるでしょう。では、詳しく見ていきます。

あす26日(月)は、梅雨前線が大陸から西日本付近に延びるでしょう。九州から近畿にかけては雲が広がり所々で雨や雷雨となりそうです。東海から北海道は晴れ間はありますが、湿った空気が流れ込みやすいでしょう。午後は大気の状態が不安定になり山沿いを中心に、にわか雨がありそうです。

27日(火)は、梅雨前線が大陸から朝鮮半島付近に北上するでしょう。前線周辺の雨雲は日本から離れますが、高気圧の縁から流れ込む湿った空気の影響を受ける所がありそうです。全国的に雲は多いものの、晴れ間はありそうです。ただ、北海道や九州など一部で雨が降るでしょう。

28日(水)から30日(金)かけては、梅雨前線が北上し、東北付近まで延びるようになる見込みです。北海道や東北では雨の降る所が多くなるでしょう。雷雨や降り方が強まることもありそうです。関東から九州は、前線からは離れていますが、湿った空気が流れ込むため、雨の降る所があるでしょう。傘の手放せない天気が続きそうです。

7月1日(土)と2日(日)は、前線が南下し西日本にもかかるようになるでしょう。大雨を降らせるような暖かく湿った空気が流れ込み、活発な雨雲が次々と発生しそうです。西日本の日本海側を中心に同じような所で、長い時間にわたって、大雨が降り続く恐れもあります。まだ、予報には幅がありますが、今後の情報にご注意ください。

最高気温は、北海道や東北を含めて、30℃前後の日が続くでしょう。内陸などでは35℃に迫る所もありそうです。湿度も高く蒸し暑くなるでしょう。また、最低気温も25℃以上と熱帯夜の所もありそうです。日中だけでなく、朝晩も熱中症の危険があります。適切に冷房を使用するなど、暑さ対策は万全にしてお過ごしください。

沖縄地方は、早ければ、きょう25日(日)にも梅雨明けの発表があり、この先は晴れの天気が続くでしょう。ただ、にわか雨には注意してください。最高気温は連日30℃以上の予想で、一足早く本格的な夏が始まりそうです。

2週目3日〜8日 梅雨空が続く大雨にも注意 連日蒸し暑い

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3日(月)以降は梅雨前線が西日本から東日本の南岸付近に停滞する見込みです。九州から東海にかけては梅雨空が続き雨が降りやすいでしょう。前線に向かって湿った空気が流れ込むため、雨雲が発達しやすく、雷雨や雨脚の強まることもありそうです。6日(木)ごろは日本海を進む低気圧のともに梅雨前線が本州付近に北上して、まとまった雨になるでしょう。大雨への備えは普段からするようにしましょう。

関東や北陸、東北、北海道にかけても雲が多くスッキリしない天気が続きそうです。前線が予想より北上すると、これらの地域でも雨が降る可能性もありますので、最新の情報を確認するようにしましょう。

最高気温は、関東から九州、沖縄にかけては、30℃前後の所が多い予想です。雨が降っても30℃くらいまで上がり、蒸し暑くなるでしょう。北海道や東北も27℃前後まで上がり、こちらもムシムシする見込みです。風通しの良い服装やこまめに水分補給をするなど、体調管理にご注意ください。また、食品の管理にも注意が必要です。

大雨の備え

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大雨が予想される場合、災害による被害を少しでも小さくしたいものです。そのために、あらかじめ備えておいていただきたいことは、次の3つです。

① 避難場所や避難経路の確認をしておきましょう。いざ大雨による災害が発生すると、避難経路が通れなかったり、避難場所に行けなくなったりすることもあります。複数の避難場所や避難経路を確認しておくことが大切です。また、川や斜面の近くは通らないようにするなど、浸水や土砂災害の危険性が高い場所を避難経路に選ぶのは、避けてください。確認した避難場所や避難経路の情報は、家族で共有しておきましょう。
② 非常用品の準備をしておきましょう。非常用の持ち出し品は、リュックなど両手が使えるものに入れて、すぐに持ち出せる所においてください。避難時に履く靴は、スニーカーなど、底が厚く、歩きやすい靴を用意するのが安全です。また、水道や電気など、ライフラインが止まった時に備えて、水や食料も用意してください。
③ 側溝などの掃除をして、水はけを良くしておきましょう。砂利や落ち葉、ゴミなどが詰まっていないかも、確認しておいてください。
いずれも、大雨になる前に、なるべく早い段階で備えるよう、心がけてください。

熱中症の応急処置

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熱中症は、できるだけ予防したいものですが、万が一、症状が疑われる場合は、次のような応急処置が必要です。

まずは、涼しい場所へ移動しましょう。冷房の効いた部屋や、屋外では風通しのよい日陰で、できるだけ早く、体を冷やしてください。
衣服を緩めて、体から熱を逃がしましょう。体温を下げるためには、冷やした水のペットボトル、氷枕などを使って、両側の首筋や、わきの下、足の付け根を冷やすと効果的に体温を下げることができます。
水分と塩分を補給しましょう。冷たい水を、自分で持って飲んでもらうと、体にこもった熱を奪うだけでなく、水分補給もできます。また、経口補水液やスポーツドリンクを飲めば、汗で失われた塩分も適切に補えます。
ただ、吐き気を訴えたり、意識がなかったりするなど、自分で水分を摂ることができない場合は、口から水分を補給するのは禁物です。すぐに病院へ運んでください。

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