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梅雨前線 来週は日本海に停滞 九州〜東北は梅雨の最盛期に 大雨に警戒・注意

  • 2023年6月23日
  • tenki.jp

あす24日(土)にかけて、梅雨前線は南西諸島付近に停滞し、沖縄や奄美には発達した雨雲がかかるでしょう。来週は、梅雨前線は、日本海に停滞するようになり、九州から東北は梅雨の最盛期に入ります。

梅雨前線 あす24日(土)にかけて南西諸島付近に停滞

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あす24日(土)にかけて、梅雨前線は、南西諸島付近をゆっくり北上する見込みです。
沖縄や奄美には発達した雨雲がかかるでしょう。奄美では、あす24日明け方にかけて、局地的に雷を伴った激しい雨が降る所がある見込みです。沖縄や奄美では、これまでに降った大雨で、地盤の緩んでいる所や増水している河川があります。土砂災害や河川の増水に十分に注意を続けてください。

梅雨前線 来週は日本海まで北上 九州〜東北は梅雨の最盛期に入る

この週末、次第に夏の太平洋高気圧は勢力を強めるでしょう。南西諸島付近に停滞している梅雨前線は、一気に北上し、来週は、日本海から東北付近で、南北に変動しながら活動を続ける見込みです。
沖縄や奄美では夏空が広がるようになり、梅雨明けの可能性があります。一方、九州から東北では、梅雨の最盛期に入るでしょう。

今のところの予想では、26日(月)から27日(火)頃にかけて、九州から近畿の日本海側を中心に、降水量が多くなる可能性があります。
ただ、梅雨前線の南北の動きは、予想が難しく、発達した雨雲がかかるエリアや時期は、今後、変わってくることも考えられます。いずれにしろ、前線の南側に入る九州から東北では、大気の状態が不安定で、7月の前半にかけて、梅雨の最盛期の大雨に警戒、注意が必要な状況になります。今後、最新の気象情報をこまめにご確認ください。
暑さの質もこれまでと違い、かなり蒸し暑く、夜も不快な暑さの日が多くなるでしょう。夜でもエアコンを使用するなど、熱中症対策が必要になります。

大雨の備え

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大雨が予想される場合、災害による被害を少しでも小さくしたいものです。そのために、あらかじめ備えておいていただきたいことは、次の3つです。

①避難場所や避難経路の確認をしておきましょう。いざ大雨による災害が発生すると、避難経路が通れなかったり、避難場所に行けなくなったりすることもあります。複数の避難場所や避難経路を確認しておくことが大切です。また、川や斜面の近くは通らないようにするなど、浸水や土砂災害の危険性が高い場所を避難経路に選ぶのは、避けてください。確認した避難場所や避難経路の情報は、家族で共有しておきましょう。
②非常用品の準備をしておきましょう。非常用の持ち出し品は、リュックなど両手が使えるものに入れて、すぐに持ち出せる所においてください。避難時に履く靴は、スニーカーなど、底が厚く、歩きやすい靴を用意するのが安全です。また、水道や電気など、ライフラインが止まった時に備えて、水や食料も用意してください。
③側溝などの掃除をして、水はけを良くしておきましょう。砂利や落ち葉、ゴミなどが詰まっていないかも、確認しておいてください。

いずれも、大雨になる前に、なるべく早い段階で備えるよう、心がけてください。

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