きょう23日は、北海道から北陸は所々で雨や雷雨でしょう。関東も内陸部を中心に雨や雷雨の所がありそうです。東海から中国地方は日は差しますが、一部で雨が降るでしょう。奄美や沖縄は断続的に雨が降り、局地的に雷を伴って激しい雨が降りそうです。
きょう23日は、昨日、雨を降らせた低気圧は日本の東へ離れ、梅雨前線は南下し、南西諸島から日本の南に停滞する見込みです。
ただ、上空に寒気を伴った気圧の谷の影響で、北海道は雲が多く、所々で雨が降るでしょう。東北は雨が降ったりやんだりで、雷を伴ってザッと雨脚の強まることもありそうです。北陸も雲が多く、午前中を中心に雨や雷雨になるでしょう。
関東は湿った空気の影響で、雲が広がりやすく、午後は内陸部を中心に所々で雨や雷雨になりそうです。東海や近畿、中国地方は晴れ間が出ますが、一部で雨が降るでしょう。四国や九州は、次第に日差しが届きそうです。
奄美は断続的に雨が降るでしょう。これまでの大雨で地盤の緩んでいる所があります。少しの雨でも土砂災害に注意が必要です。危険な斜面には近づかないようにしましょう。
沖縄本島地方は昼頃から雨で、局地的に雷を伴って激しく降りそうです。先島諸島は大体晴れるでしょう。ただ、夕方以降はにわか雨の所がありそうです。
土砂災害が発生する時には、前触れとなる現象があります。いざという時のために、ぜひ覚えておいてください。
1つめは、がけや地面にひび割れができることです。
2つめは、木が裂ける音や石がぶつかり合う音が聞こえたり、土のにおいがしたりすることです。
3つめは、井戸や川の水、湧き水が濁ることです。湧き水が止まる場合も、前触れの一つです。
4つめは、がけや斜面から水が湧き出たりすることです。
そのほか、小石がバラバラと落ちてくる、地鳴りや山鳴りがする、雨が降り続いているのに川の水位が下がる、樹木が傾く、などがあります。このような時は、土砂災害の危険が高まっています。すぐに周りの人に声をかけて、安全な所へ避難してください。
