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きょう20日 蒸し暑い 沖縄県八重山地方に「熱中症警戒アラート」万全な対策を

  • 2023年6月20日
  • tenki.jp

きょう20日(火)は、関東から九州は湿度が高く、蒸し暑くなりそう。「熱中症警戒アラート」が発表されている沖縄県八重山地方では、熱中症の危険性が極めて高くなるため、万全な対策を。

沖縄・九州 熱中症「厳重警戒」レベル

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きょう20日(火)は、日中は広い範囲で晴れる見込みです。強い日差しで気温が上がり、7月上旬から中旬並みの暑さとなる所が多いでしょう。関東から九州では、湿度が高く、蒸し暑くなりそうです。

各地の熱中症情報をみますと、北陸や東海から西は、熱中症「警戒」レベルの所が多く、沖縄と九州北部は「厳重警戒」レベルです。湿度が高いと、汗が蒸発しにくく、体の中に熱がこもりやすくなるため、熱中症の危険度が高まります。冷房を適切に使用して、こまめに水分を補給するなど、対策をなさってください。

熱中症 応急処置のポイント

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めまいや立ちくらみ、筋肉のけいれんなど、熱中症かなと思う症状が見られたら、すぐに応急処置をすることが大切です。

・まずは、涼しい場所へ移動しましょう。冷房の効いた部屋や、屋外では風通しのよい日陰で、できるだけ早く、体を冷やしてください。

・衣服を緩めて、体から熱を逃がしましょう。体温を下げるためには、冷やした水のペットボトル、氷枕などを使って、両側の首筋や、わきの下、足の付け根を冷やすと効果的に体温を下げることができます。

・水分と塩分を補給しましょう。冷たい水を、自分で持って飲んでもらうと、体にこもった熱を奪うだけでなく、水分補給もできます。また、たくさん汗をかいた時は、経口補水液やスポーツドリンクを飲めば、汗で失われた塩分も適切に補えます。ただ、吐き気を訴えたり、意識がなかったりするなど、自分で水分を摂ることができない場合は、口から水分を補給するのは禁物です。すぐに医療機関を受診しましょう。

熱中症警戒アラート発表時 とるべき行動は

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きょう20日(火)、沖縄県八重山地方では、熱中症の危険性が極めて高い気象状況になることが予想されるとして、「熱中症警戒アラート」が発表されています。「熱中症警戒アラート」発表時に、熱中症にならないよう、積極的にとるべき行動が次の5つです。

①外出はできるだけ控え、暑さを避けましょう。熱中症を予防するためには、暑さを避けることが、最も重要です。不要不急の外出は、できるだけ避けてください。屋内では昼夜を問わず、エアコンなどを使用して、部屋の温度を調整しましょう。

②屋外や、エアコン等が設置されていない屋内での運動は、原則、中止や延期をしましょう。

③普段以上に、熱中症予防行動を実践しましょう。のどが渇く前に、こまめに水分を補給したり、なるべく涼しい服装を心がけたりしてください。

④熱中症のリスクが高い方に、声かけをしましょう。高齢者や子ども、持病のある方、肥満の方、障害のある方などは、熱中症にかかりやすいため、「夜間でもエアコンを使う」「こまめな水分補給を心掛ける」など、周りの方が声をかけてください。

⑤暑さ指数(WBGT)を確認しましょう。暑さ指数は、時間帯や場所によって、大きく異なります。環境省熱中症予防情報サイトなどで確認して、暑さ指数を行動の目安にしてください。

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