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群馬県で猛暑日 近年の全国の猛暑日は1910年〜1939年と比べて約3.5倍

  • 2023年6月18日
  • tenki.jp

きょう18日、梅雨の晴れ間となり、猛暑日になった所がありました。6月の終わりから7月中旬は、梅雨前線の活動が活発になる時期があるでしょう。夏にかけて、気温は高めの傾向です。

きょう18日 真夏の暑さも 群馬県で猛暑日

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きょう18日は、日本付近は暖かい空気に覆われました。午前中から強い日差しが照り付けた所もあり、午後4時までの最高気温は、群馬県前橋市で35.5℃、伊勢崎市で35.3℃、高崎市で35.2℃と、猛暑日になりました。猛暑日は、最高気温が35℃以上の日です。

仙台市は31.9℃で今年最も高く、真夏並みになりました。東京都心は31.1℃で7月下旬並みになりました。

猛暑日の年間日数 長期的にみると増加している

全国の猛暑日の年間日数は、長期的にみると増加しており、統計期間1910〜2022年で100年あたり2.1日の増加となっています。
最近30年間(1993年〜2022年)の平均年間日数は約2.7日で、統計期間の最初の30年間(1910〜1939年)の平均年間日数、約0.8日と比べて約3.5倍に増加しています。

なお、このデータは、都市化の影響が比較的小さく、長期間の観測が行われている地点から、地域的に偏りなく選出されています。

梅雨真っ只中 気温は高め 今年の梅雨明け平年と大きく変わらない予想

きょう18日は、夏空がのぞいた所がありましたが、本州付近は梅雨真っ只中です。

6月の終わりから7月中旬にかけて、梅雨前線は日本海から東北付近に停滞しやすいでしょう。前線の活動が活発になる時期もあり、梅雨末期の大雨に警戒、注意が必要です。
関東甲信など一時的な梅雨寒がありますが、日本付近は暖かい空気に覆われやすい見込みです。曇りや雨でも、気温は高めで、蒸し暑い日が多いでしょう。

湿度が高いと、汗が蒸発しにくく、熱中症の危険が高まります。室内では、エアコンを使用するなど、涼しくしてお過ごしください。お弁当には、保冷剤をつけるなど、食品の管理にも注意が必要です。

日本気象協会が15日に発表した梅雨明け予報では、今年の梅雨明けは平年と大きく変わらないでしょう。関東甲信など7月中旬の予想です。
今年も暑い夏になり、残暑も厳しいでしょう。例年同様に、しっかりとした熱中症対策が必要です。今後、最新の長期予報をご確認ください。

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