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東京都心で2日連続真夏日 午後は更に暑く 真夏日300地点迫る予想 熱中症警戒

  • 2023年6月17日
  • tenki.jp

きょう17日は午前中から早いペースで気温が上がっています。東京都心では正午過ぎに最高気温30.3℃を観測して2日連続の真夏日に。午後は全国的に更に暑くなり、真夏日は300地点に迫る可能性があります。熱中症に警戒が必要です。

東京都心で2日連続の真夏日 午前中から100地点以上で真夏日

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きょう17日は、強い日差しと上空の暖気の影響で、午前中から早いペースで気温が上がっています。

東京都心では正午過ぎに最高気温30.3℃を観測し、2日連続(今年4回目)の真夏日となりました。このほか帯広市(北海道)や松江市(島根)で今年初の真夏日を観測するなど、午前中から100地点以上で最高気温が30度以上の真夏日となっています。

まるで梅雨明け 北〜南まで真夏日続出

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午後も晴れて強い日差しが照り付ける所が多いでしょう。気温も更に上がって、九州〜東北は梅雨時とは思えない暑さになるでしょう。

予想最高気温の分布をみると、九州〜関東では広い範囲で30℃以上を示す濃い赤となっていて、北日本の太平洋側でも一部に30℃以上のエリアが見られます。最高気温が30℃以上の真夏日は、全国で300地点に迫る可能性があります。

熱中症を引き起こしやすい「環境」「からだ」「行動」

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熱中症は、誰でも発症するおそれがあり、引き起こす条件は、大きく3つ挙げられます。

1つめは「環境による条件」です。その日の気温が高いだけでなく、急に暑くなった日や、熱波の襲来も危険です。また、湿度が高い、風が弱い、日差しが強いといった気象条件も、熱中症を引き起こします。締め切った室内や、エアコンがない所といった環境も、熱中症には特に注意が必要です。

2つめは「体による条件」です。高齢者や乳幼児、体に障害がある方は、周りの方が特に気をつけてあげてください。肥満や持病(糖尿病、心臓病、精神疾患など)のある方も、熱中症にかかるリスクが高まります。低栄養状態、脱水状態の方は、体にこもった熱を、効率良く体の外へ逃がせなくなるおそれがあります。二日酔いや寝不足などの体調不良でも、熱中症にかかりやすくなってしまいますので、ご注意ください。

3つめは「行動による条件」です。激しい運動をしたり、慣れない運動をしたりすると、体内で熱が発生しますが、その熱が体の中にこもったままだと、熱中症にかかりやすくなります。長い時間の屋外作業や、水分補給がしにくい状況も、熱中症を引き起こす原因になりますので、十分お気を付けください。

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