きょう15日の夜のお帰りの時間帯は、九州から東北の広い範囲で大気の状態が不安定になりそうです。局地的に道路が冠水してしまうような激しい雨が降ることもあるでしょう。お出かけの際に雨が降っていなくても、雨具をお持ちください。
きょう15日は、日本の南に前線が停滞し、湿った空気や上空の寒気の影響を受けるでしょう。九州から東北の広い範囲で大気の状態が不安定になりそうです。
夜のお帰りの時間帯は、九州から東北にかけて雨傘が必要になるでしょう。九州を中心に、日中は日の差す所が多いですが、午後は変わりやすい天気となりそうです。お出かけの際に晴れ間があっても雨傘をお持ちください。紫外線対策にもなる晴雨兼用の傘があると便利です。
中国、四国、近畿、東海、関東甲信、北陸、東北は、雲が広がりやすく、日中から雨が降りやすい空模様が続きそうです。東北など、一日を通して雨が降ったりやんだりする所もあり、傘が手放せないでしょう。朝のお出かけの際に雨が降っていなくても、雨具をお持ちになり、急な雨に備えると良さそうです。局地的に激しい雨や雷雨となり、短時間で道路が冠水してしまったり、川が増水したり、アンダーパスなど低い土地が浸水してしまったりすることもあります。お帰りの際の道路状況をよく確認し、車を運転する際には注意が必要です。
沖縄もすっきりしない空模様で、先島諸島では、お帰りの時間帯も雨が降る可能性が高くなっています。落雷や突風にご注意ください。
北海道は日中は一部で雨が降るものの、晴れる所が多いでしょう。夜は雨の降る所はなさそうです。
激しい雨は、1時間雨量が30ミリ以上〜50ミリ未満の雨を表しています。これは、バケツをひっくり返したように降るイメージです。また、傘をさしていてもぬれるレベルで、木造住宅の屋内では、寝ている人の半数くらいが雨に気づくほどです。外では道路が川のようになり、高速道路を走る車は、タイヤと路面の間に水の膜ができて、ブレーキがきかなくなる「ハイドロプレーニング現象」が起こるおそれがあります。
激しい雨が降った所や予想される所では、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水・氾濫を引き起こす可能性がありますので、注意が必要です。
