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15日の天気 西・東日本で大気の状態が非常に不安定 激しい雨・落雷・突風に注意

  • 2023年6月15日
  • tenki.jp

きょう15日は、大気の状態が非常に不安定になるでしょう。九州から関東甲信では所々で雨雲や雷雲が発達する予想です。急な激しい雨や落雷、竜巻などの激しい突風、ひょうに注意が必要です。

大気の状態が非常に不安定

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きょう15日、梅雨前線は日本の南に停滞する予想です。また、上空には寒気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定になるでしょう。

九州や四国は朝まで雨の降る所が多くなりそうです。日中は晴れ間のでる所もありますが、油断はできません。午後は所々で雨や雷雨になるでしょう。中国地方や近畿、東海、北陸、関東甲信は雲が多く、午後は所々で雨雲や雷雲が発達する予想です。局地的にバケツをひっくり返したような激しい雨が降るでしょう。関東北部や伊豆諸島では滝のような非常に激しい雨の降る恐れもあります。落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうにも注意が必要です。東北は雨が降ったりやんだりするでしょう。

北海道は日中は日差しが届きますが、一部でにわか雨がありそうです。

沖縄は断続的に雨が降り、雷を伴う所があるでしょう。これまでの大雨で地盤の緩んでいる所があります。引き続き、土砂災害に警戒が必要です。河川の増水や低い土地の浸水にもご注意ください。

雷雲が近づくサイン その時どうする?

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外にいる時、雷雲が近づいているかどうか、誰にでも簡単にわかる方法があります。雷雲が近づくサインは3つ。「真っ黒い雲が近づく」「ゴロゴロと雷の音が聞こえる」「急に冷たい風が吹く」です。このような変化を感じたら、まもなく激しい雨が降ったり、雷が鳴ったりする恐れがありますので、すぐに安全な所へ避難してください。

雷雲が近づく時、避難する場所は、近くのしっかりした建物や、車の中が良いでしょう。木の下での雨宿りは、木に落ちた雷が人に飛び移ることがあるので、危険です。万が一、周囲に避難する場所がない時は、両足をそろえて、頭を下げてしゃがみ、両手で耳をふさぎましょう。

単独の雷雲による激しい現象は、30分から1時間程度で弱まることが多いです。スマホなどで雨雲レーダーをチェックするなど、最新の情報を確認しながら、安全な場所で雷雲が過ぎるのを待ちましょう。

激しい雨とは?

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激しい雨は、1時間雨量が30ミリ以上〜50ミリ未満の雨を表しています。これは、バケツをひっくり返したように降るイメージです。また、傘をさしていてもぬれるレベルで、木造住宅の屋内では、寝ている人の半数くらいが雨に気づくほどです。外では道路が川のようになり、高速道路を走る車は、タイヤと路面の間に水の膜ができて、ブレーキがきかなくなる「ハイドロプレーニング現象」が起こるおそれがあります。

激しい雨が降ると予想される所では、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水・氾濫を引き起こす可能性がありますので、注意が必要です。

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