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沖縄県に土砂災害警戒情報 15日未明まで土砂災害に厳重警戒 梅雨末期の大雨続く

  • 2023年6月14日
  • tenki.jp

沖縄県は降り続く大雨で土砂災害の危険度が高まっています。那覇市と糸満市、豊見城市に「土砂災害警戒情報」が発表されました。あす15日未明にかけて、大雨による土砂災害などに厳重警戒し、少しでも安全な場所へ速やかに避難を。

沖縄県に土砂災害警戒情報 那覇市で非常に激しい雨

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きょう14日の沖縄本島地方は、梅雨前線や低気圧の影響で大気の状態が非常に不安定となっています。
朝から断続的に激しい雨が降っていて、午後2時53分に那覇市と糸満市、豊見城市に「土砂災害警戒情報」が発表されました。まだ活発な雨雲がかかり、午後3時までに、那覇空港や那覇市で1時間に50ミリ以上の滝のような雨を観測しました。

降り続く大雨で、土砂災害警戒区域等では、命に危険が及ぶ土砂災害が、いつ発生してもおかしくない非常に危険な状況となっています。

崖の近くや谷の出口など、土砂災害警戒区域等にお住まいの方は、自治体から発令される避難の情報に注意し、少しでも安全な場所への速やかな避難を心がけてください。

あす15日にかけて土砂災害に厳重警戒

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梅雨前線はあす15日はじめにかけて、活動が活発となる見込みです。

沖縄本島地方では、今夜にかけて多い所で1時間に50ミリの非常に激しい雨が降るでしょう。
本島北部では、これまでの雨で地盤の緩んでいる所があります。あす15日未明まで、土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。

15日12時までの24時間に予想される雨量(多い所)
沖縄本島地方 150ミリ

また、沖縄本島地方では、15日にかけて積乱雲が発達し、落雷や竜巻などの激しい突風による被害の起こるおそれがあります。
発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、頑丈な建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。

沖縄地方には、今後、数日にわたり梅雨前線が停滞し、雨が降り続く見込みです。今後も雨の情報に注意して、安全に行動をとってください。

土砂災害の前触れは

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大雨によって土砂災害が発生する時には、前触れとなる現象があります。いざという時のために、ぜひ覚えておいてください。

1つめは、がけや地面にひび割れができることです。
2つめは、木が裂ける音や石がぶつかり合う音が聞こえたり、土のにおいがしたりすることです。
3つめは、井戸や川の水、湧き水が濁ることです。湧き水が止まる場合も、前触れの一つです。
4つめは、がけや斜面から水が湧き出たりすることです。

そのほか、小石がバラバラと落ちてくる、地鳴りや山鳴りがする、雨が降り続いているのに川の水位が下がる、樹木が傾く、などがあります。このような時は、土砂災害の危険が高まっています。すぐに周りの人に声をかけて、安全な所へ避難してください。

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