栃木県は、湿った空気や上空の寒気の影響で、局地的に大雨となっています。午後2時に栃木県那珂川町に、午後2時15分に那須烏山市に「土砂災害警戒情報」が発表されました。大雨による土砂災害などに厳重な警戒し、少しでも安全な場所へ速やかに避難を。
きょう14日の関東地方は、湿った空気や上空の寒気の影響で、局地的に大雨となっています。
午後2時に栃木県那珂川町に、午後2時15分に那須烏山市には「土砂災害警戒情報」が発表されました。
土砂災害警戒区域等では、命に危険が及ぶ土砂災害が、いつ発生してもおかしくない非常に危険な状況となっています。
崖の近くや谷の出口など、土砂災害警戒区域等にお住まいの方は、市町から発令される避難の情報に注意し、少しでも安全な場所への速やかな避難を心がけてください。
土砂災害警戒情報が発表されている栃木県は、きょう14日夕方にかけて、局地的に非常に激しい雨が降る恐れがあります。
災害のリスクが、今よりもさらに高まることが考えられます。
崩れやすい斜面の近くにお住まいの方は、身を守る行動をとるなど、土砂災害に厳重に警戒してください。また、低い土地の浸水や川の増水、氾濫などにも警戒し、安全な場所でお過ごしください。
大雨によって土砂災害が発生する時には、前触れとなる現象があります。いざという時のために、ぜひ覚えておいてください。
1つめは、がけや地面にひび割れができることです。
2つめは、木が裂ける音や石がぶつかり合う音が聞こえたり、土のにおいがしたりすることです。
3つめは、井戸や川の水、湧き水が濁ることです。湧き水が止まる場合も、前触れの一つです。
4つめは、がけや斜面から水が湧き出たりすることです。
そのほか、小石がバラバラと落ちてくる、地鳴りや山鳴りがする、雨が降り続いているのに川の水位が下がる、樹木が傾く、などがあります。このような時は、土砂災害の危険が高まっています。すぐに周りの人に声をかけて、安全な所へ避難してください。